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DIAMOND KIDS COLLEGE - ダイヤモンド・キッズ・カレッジ

DKCブログ

2011年09月03日

向井亜紀レポート:相馬市 其の2

『復興支援DKC in相馬』は、
相馬市立中村第二小学校の体育館で行なわれます。

参加を募る告知については、
小学校のPTAの皆さんから伝えていただくことになりました。
実は私も今、小学校のPTA委員をしているのですが、
保護者同士の横の繋がりって、本当にありがたいですね。
人それぞれ、価値観は違っているものの、
「子ども達のために!」という目標があれば、どんどん近くなれるし、
どんどん一肌脱げちゃうんですから。

言うまでもなく、中村第二小学校の保護者や先生方は、今、
とてつもなく大変な思いの中にいらっしゃるわけですが、
それでも、「一肌脱ぎますよ」と、目を細めてくださる・・・。
こちらがつられて笑ってしまって、何だかもう、胸がいっぱいになりました。

被災した子ども達を、
別の町へ避難させるべきだとする専門家の意見もあるが、
本当にそれでいいのだろうか。
家が流されてしまった光景を、
毎日スクールバスの窓から見ることになるのは、
かわいそうなことなのだろうか。
同じ恐怖感を味わった者同士として、
一緒に遊び、学び、成長させていくほうが、
少しでも心の傷に優しいのではないか。

子ども達の苦しみは、これから染み出してくると思う。
その苦しみを、柔らかく拭き取ってあげられるだろうか・・・。

相馬の皆さんのお話を、ただ伺うことしかできなかった私です。



続く..........
  • 中村第二小学校校庭「夏休み、校庭の除染作業が行われていました」<br />