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DIAMOND KIDS COLLEGE - ダイヤモンド・キッズ・カレッジ

DKCブログ

2011年09月02日

向井亜紀レポート:相馬市 其の1

福島県は相馬へ伺ってきました。
10月16日(日)、相馬市立中村第二小学校体育館にて、
『ダイヤモンド・キッズ・カレッジ』を行うためです。

これまでに開催してきたDKCの形とは少し違い、
この大会は相馬市に住む(あるいは住んでいた)児童に限定して、
募集をかけさせていただくものにしようと考えています。
ですので、新聞にお知らせチラシを挟ませてもらったり、
道場のサイトで呼びかけたり、
という従来の方法での募集はできないことになります。
せっかく楽しみに申し込んでもらったのに、
「別の町に住む子どもさんだから・・・」という理由で
断らなくてはならない事態だけは作らないよう、気をつけなければなりません。

他の地域にお住まいの方は是非、
「次はうちの町でも開催して!」と、リクエストなさってくださいね。
心ある企業にご協力を呼びかけ、地元の皆さんにも力を貸していただきながら、
開催実現へ向け、道場一同、めっちゃ頑張ることを誓わせていただきます。

というわけで、どのようにDKC開催のお知らせをお届けするべきか、
相馬市役所の皆さんと一緒に打ち合わせを行うことになったのです。

・・・ここまで漕ぎつけるまでに、
我が高田道場DKC部がどれ程ドタバタ走り回ったかについては、・・・長くなるのでやめておきます。

とにもかくにも、震災後、少しでも被災地の子ども達の力になりたいと、
あちこちにご連絡してみたのですが、多くの役場の皆さんから、
「今は大人が大変なんです。子どもを集めてイベントなんて無理ですよ。半年、いえ一年後に、また電話してください」と、
返されてしまい、「お忙しい中、申し訳ありませんでした」と、お詫びしながらも、
「大人が大変なときは、子どもも大変なのでは・・・」と、
胸がズギズギ痛んでいた私たちだったのです。

そんな高田家の前に現れたのが、相馬ご出身の相馬さんでした。
帯広在住の友人が東京へ出張してきた際、
「DKCを北海道で開けたらいいなぁ」というお話が盛り上がり、
「帯広にDKC実行委員会を作りますよ。でも、その前に、福島県相馬へ持って行きませんか。相馬のお殿様の末裔が、なんと帯広で牧場を開いているんです。すごい巡りあわせでしょう?」、
「うわぁ、お会いしたいです!」と、・・・今から考えても不思議。

相馬さんとのご縁は、このようにして繋がったのです。

  • 北海道で相馬さんに会ったときの写真「野馬追神事のお話が弾んだ帯広の夜」


続く............