2016年03月20日
8年連続9回目『第73回DKCin大宮』イベントレポート
【日時】2016年2月28日(日)
《小学校3年生~6年生のクラス》9:30~12:30
《小学校1年生~2年生のクラス》14:00~17:00
【場所】埼玉・桜木小学校体育館
【参加人数】
《小学校3年生~6年生のクラス》80人
《小学校1年生~2年生のクラス》80人
高田道場が主催する第73回目のダイヤモンドキッズカレッジ(DKC)は、埼玉で8年連続9回目の開催となりました。インターハイ優勝の強豪・埼玉栄レスリング部のサポートにより、会場設営からキメ細かいキッズへの指導までご協力いただきました。高校生と中学生のレスリング部員が小学生に教えるということで、年齢も近いので心の距離も近く、キッズたちも伸び伸びとレスリングを満喫していました。地元の関係各位やスポンサー各社の多大なるご協力をいただきまして、今回もDKCを開催することができました。この場をお借りして御礼申し上げます。
全国的にインフルエンザや風邪が猛威をふるう季節で、寒さもピークとなる2月開催ということで体調管理が難しい時期ではあるのですが、今回のDKCはほとんど欠席がありませんでした。埼玉で育った向井亜紀先生は「こんなに集まってくれてありがとう!」と笑顔でキッズたちを迎えました。レスリングをやるのは初めてという子供たちが大半でしたが、埼玉栄レスリング部の野口監督は「今日はレスリングの楽しい部分を知ってもらいたいです。一緒に楽しみましょう」と熱血指導を宣言。
高田延彦先生からは「今日はみんなに強い先生と試合をしてもらいます」という課題が与えられました。「これからやる運動を一つ一つ一生懸命やれば、試合で勝てる可能性は充分にあります」モチベーションに火をつける高田先生の言葉をしっかりと聞いているキッズたち。集中力がすーっと高まった瞬間でした。
会場にはストーブが置かれ室温もグッと高まったところで、向井先生が考案したおそうじ体操で運動開始! ダッシュやぞうきんがけ、クマ歩きやカエル跳びなどの基礎運動を終えた頃には子供たちも汗をかいています。途中で水分補給の休憩を挟みながらジャンプや綱引きなど、レスリングに必要な筋肉を少しずつ鍛えていきます。綱引きでは高田先生も参加して、キッズたちに笑顔で指導を行いました。運動の後には「ヤッター!(と拳を突き上げて)イェーイ!(とハイタッチ)」とお互いを讃え合うのがDKCのお約束ですが、高田先生と埼玉栄レスリング部主将で高田道場出身の八木君でお手本を見せると、キッズたちも負けずに元気よく照れずにやっていました。
レスリングの具体的なテクニックを指導する段階になっても、キッズたちは疲れを見せることなく元気に習得していきます。正しい構えから、タックルの入り方、さらには勝つためのフォールも習います。相手に勝つにはタックルで倒すだけではなく、両肩をつけて1秒間フォールすることが重要なんですが、それを分かりやすく説明するために、タックルで何度も何度も倒されてるうちに、いつのまにかコーチの渥美先生がゾンビになってしまう一幕もありました。お腹に仕込んでいたゴムマスクを被っただけなんですが、子供たちはそんな演出にも大喜びです。
タックルのデモンストレーションでは、埼玉栄レスリング部で最も小柄な女性の元木さんが、高田道場の道場長・岩見谷先生を鋭いタックルで倒してみせました。たとえ体格差があっても全力でぶつかることによって相手を倒せるんだという自信をキッズたちに与えたようです。その甲斐あって、実際に試合が始まると、子供たちは全力で先生たちにぶつかっていきます。その元気なパワーに先生たちも負けずに応えようと必死で受け身を取る姿が印象的でした。。
「先生に勝てた人、手を挙げて!」
向井先生の呼びかけにキッズたちは全員手を挙げました。高田先生は嬉しそうに目を細めて「このまま続けたら、止める子はいないんじゃないかな」とキッズたちのモチベーションの高さに舌を巻きました。「レスリングやったことないのに、ここまで伸びるんだから凄いね。君たちの年代はいくらでも変化できるし、成長できる。だから時間を大事に使おうね」成長を実感したキッズたちの表情にも自信がみなぎっています。
高田先生は「今日は埼玉でDKCがをやってよかったなと思っています。73回続けてきた大きな理由は、ここに座っている君たちにとって一番大事なのは外に飛び出して、遊ぶこと。毎日たくさん身体を動かして、お腹を減らしてご飯をたくさん食べて、お風呂にザブンと浸かって、宿題をささっと終わらせて、お布団に入っていい睡眠を取る。この繰り返しが強い心の土台を作るんです」と総括して、キッズたちに宿題も与えました。
そのキッズたちは、DKCに参加した感想を聞かれると「最初は3時間もレスリングをやって大丈夫かなと思ったんですけど、やってみたら何でもできるものだなと思いました」と立派な回答が飛び出しました。これには高田先生も「ホントに小学生? 4年生? 凄いねぇ。大したもんだ。ありがとうな」とニッコリ。埼玉栄レスリング部・八木主将も「始まる前までは自分たちも教わる側でした。今日は教える側としてどうなるか心配だったけど、子供たちが成長してくれてこちらも楽しかったです。またDKCに来てください」と挨拶。
先生もキッズたちも、皆が手応えをつかんだ素晴らしいイベントとなりました。次回は3月27日に東京都東村山市で開催されます。
《小学校3年生~6年生のクラス》9:30~12:30
《小学校1年生~2年生のクラス》14:00~17:00
【場所】埼玉・桜木小学校体育館
【参加人数】
《小学校3年生~6年生のクラス》80人
《小学校1年生~2年生のクラス》80人
高田道場が主催する第73回目のダイヤモンドキッズカレッジ(DKC)は、埼玉で8年連続9回目の開催となりました。インターハイ優勝の強豪・埼玉栄レスリング部のサポートにより、会場設営からキメ細かいキッズへの指導までご協力いただきました。高校生と中学生のレスリング部員が小学生に教えるということで、年齢も近いので心の距離も近く、キッズたちも伸び伸びとレスリングを満喫していました。地元の関係各位やスポンサー各社の多大なるご協力をいただきまして、今回もDKCを開催することができました。この場をお借りして御礼申し上げます。
全国的にインフルエンザや風邪が猛威をふるう季節で、寒さもピークとなる2月開催ということで体調管理が難しい時期ではあるのですが、今回のDKCはほとんど欠席がありませんでした。埼玉で育った向井亜紀先生は「こんなに集まってくれてありがとう!」と笑顔でキッズたちを迎えました。レスリングをやるのは初めてという子供たちが大半でしたが、埼玉栄レスリング部の野口監督は「今日はレスリングの楽しい部分を知ってもらいたいです。一緒に楽しみましょう」と熱血指導を宣言。
高田延彦先生からは「今日はみんなに強い先生と試合をしてもらいます」という課題が与えられました。「これからやる運動を一つ一つ一生懸命やれば、試合で勝てる可能性は充分にあります」モチベーションに火をつける高田先生の言葉をしっかりと聞いているキッズたち。集中力がすーっと高まった瞬間でした。
会場にはストーブが置かれ室温もグッと高まったところで、向井先生が考案したおそうじ体操で運動開始! ダッシュやぞうきんがけ、クマ歩きやカエル跳びなどの基礎運動を終えた頃には子供たちも汗をかいています。途中で水分補給の休憩を挟みながらジャンプや綱引きなど、レスリングに必要な筋肉を少しずつ鍛えていきます。綱引きでは高田先生も参加して、キッズたちに笑顔で指導を行いました。運動の後には「ヤッター!(と拳を突き上げて)イェーイ!(とハイタッチ)」とお互いを讃え合うのがDKCのお約束ですが、高田先生と埼玉栄レスリング部主将で高田道場出身の八木君でお手本を見せると、キッズたちも負けずに元気よく照れずにやっていました。
レスリングの具体的なテクニックを指導する段階になっても、キッズたちは疲れを見せることなく元気に習得していきます。正しい構えから、タックルの入り方、さらには勝つためのフォールも習います。相手に勝つにはタックルで倒すだけではなく、両肩をつけて1秒間フォールすることが重要なんですが、それを分かりやすく説明するために、タックルで何度も何度も倒されてるうちに、いつのまにかコーチの渥美先生がゾンビになってしまう一幕もありました。お腹に仕込んでいたゴムマスクを被っただけなんですが、子供たちはそんな演出にも大喜びです。
タックルのデモンストレーションでは、埼玉栄レスリング部で最も小柄な女性の元木さんが、高田道場の道場長・岩見谷先生を鋭いタックルで倒してみせました。たとえ体格差があっても全力でぶつかることによって相手を倒せるんだという自信をキッズたちに与えたようです。その甲斐あって、実際に試合が始まると、子供たちは全力で先生たちにぶつかっていきます。その元気なパワーに先生たちも負けずに応えようと必死で受け身を取る姿が印象的でした。。
「先生に勝てた人、手を挙げて!」
向井先生の呼びかけにキッズたちは全員手を挙げました。高田先生は嬉しそうに目を細めて「このまま続けたら、止める子はいないんじゃないかな」とキッズたちのモチベーションの高さに舌を巻きました。「レスリングやったことないのに、ここまで伸びるんだから凄いね。君たちの年代はいくらでも変化できるし、成長できる。だから時間を大事に使おうね」成長を実感したキッズたちの表情にも自信がみなぎっています。
高田先生は「今日は埼玉でDKCがをやってよかったなと思っています。73回続けてきた大きな理由は、ここに座っている君たちにとって一番大事なのは外に飛び出して、遊ぶこと。毎日たくさん身体を動かして、お腹を減らしてご飯をたくさん食べて、お風呂にザブンと浸かって、宿題をささっと終わらせて、お布団に入っていい睡眠を取る。この繰り返しが強い心の土台を作るんです」と総括して、キッズたちに宿題も与えました。
そのキッズたちは、DKCに参加した感想を聞かれると「最初は3時間もレスリングをやって大丈夫かなと思ったんですけど、やってみたら何でもできるものだなと思いました」と立派な回答が飛び出しました。これには高田先生も「ホントに小学生? 4年生? 凄いねぇ。大したもんだ。ありがとうな」とニッコリ。埼玉栄レスリング部・八木主将も「始まる前までは自分たちも教わる側でした。今日は教える側としてどうなるか心配だったけど、子供たちが成長してくれてこちらも楽しかったです。またDKCに来てください」と挨拶。
先生もキッズたちも、皆が手応えをつかんだ素晴らしいイベントとなりました。次回は3月27日に東京都東村山市で開催されます。