2014年12月09日
今年もまた鹿児島・樟南高校で! 『第62回 DKC in 鹿児島』イベントレポート!
【日時】2014年11月23日(日)《幼稚園~小学校2年生のクラス10:00~12:30/小学校3年生~6年生のクラス14:00~16:30》
【場所】鹿児島・樟南高校
【参加人数】幼稚園~小学校2年生のクラス:130名、小学校3年生~6年生のクラス:118名
高田道場のダイヤモンド・キッズ・カレッジ(以下、DKC)が今年も鹿児島へやって参りました。今回で5回目となる鹿児島でのDKCですが、会場はおなじみの樟南高校です。樟南高校のレスリング部は様々な有名な選手を排出したことでも有名な名門のクラブです。そんな樟南高校レスリング部の皆さんと、そのOBの方たちには指導と会場設営・撤収のお手伝いをしていただきました。高校生の皆さん、本当にありがとうございます! DKCはいつもこういった高校生をはじめ、スポンサー様、地元の皆さんの善意によって支えられています。本当に皆さん、いつもいつもご協力ありがとうございます!
さあ、いよいよ鹿児島での5回目のDKCの始まりです。DKCに参加するキッズたちには毎回一つの目標があります。それは指導してくれる先生たちとレスリングの勝負をして勝つこと。DKCにはレスリングを初めて体験するキッズたちもたくさんいます。みんな、大きな先生たちと勝負して勝てるのかなって不安でしょう。でも、高田延彦先生とのお約束をしっかり守って練習に一生懸命取り組めば大丈夫。その高田先生とのお約束は2つあります。
「これから『よろしくお願いします!』、『ありがとうございます!』と挨拶する場面がたくさんあります。その挨拶を最後までず~っと元気よく続けてください」
「ヘタクソでもいいから、すべての運動に全力投球してください」
元気な挨拶とすべてのことに全力を尽くす姿勢。この2つを守ってくれれば、先生たちもそれに応えて一生懸命レスリングを教えてくれます。強い先生たちに勝つためにもこの2つのお約束を守って、しっかり練習に取り組みましょう。
まずはDKCではもうおなじみとなった、向井亜紀先生オリジナルの『お掃除体操』です。おウチの中をお掃除する動きとダンスをミックスさせた画期的な体操です。リズミカルに身体を動かして、これからの運動に備えます。これが終わるとダッシュ。普通に全力疾走するだけではなく、途中に置いた札をひっくり返したり、あるいはうつ伏せで地面を這いつくばりながら進むワニ歩き、カエルジャンプといった様々な動きで身体を暖めていきます。
続いては4面のマットに分かれての運動。まずは2人一組になり、じゃんけんをします。グーで勝ったら、両足を揃えてパートナーの周りをピョンピョン回りましょう。チョキで勝ったら、楽しくスキップ。パーで勝ったら、両足を開いて横向きに動くカニ歩きで、パートナーの周りを回ります。続いてはパートナーの手の先とつま先を順番に素早くタッチする運動、相手の股を8の字を描きながら素早く潜り抜ける運動を行ないます。高学年の子になると手の先とつま先を順番に素早くタッチする運動の難易度がちょっと増して、一度地べたにうつ伏せになるという動きが加わります。
ちゃんとできたら、パートナーのお友達と元気に「やったー! イエーイ!」とハイタッチ。恥ずかしがらずに元気な声を出して、喜びをわかちあいましょう。自分が達成したことを素直に喜び、お友達の成功も喜んであげる。自分に自信をつける意味でも、自分もお友達も褒めることってとっても大切なんです。
続いては、『紅白札合戦』。これもDKCではおなじみのゲームです。ルールは簡単、マットの真ん中に置かれた札をひっくり返して、自分の元いた場所に帰ってくること。ただし、移動はヒザ歩き。ヒザで素早く歩きながら、札をひっくり返してくるのです。また、このゲームはマットごとに分かれた班での競争です。みんなで作戦を練って、どうすれば自分のチームが勝てるのか、よく考えましょう。ひとりでは無理でも、みんなで力を合わせれば、どんなに高いハードルでも超えることができる。そんなことを学べるゲームなんです。
さあ、準備は完了。いよいよ待ちに待ったレスリングの練習の開始です。まずは基本であるバランスの取れた構えやタックルを習います。タックルで相手を倒したら、しっかりと両肩を押さえ込むこと。そうしないと、相手はゾンビのように何度も何度も立ち上がってきてしまいます。レスリングは相手の肩をマットにつければフォール勝ち。ゾンビを退治するつもりで、しっかりとルールも覚えちゃいましょう。
基本を教わって、ルールも覚えたら、DKCの目標のひとつである先生たちとの勝負です。ルールはタックルで倒して、先生の肩を1秒間マットにつければ勝ち。たった1秒ならどんなに大きくて強い先生たちでも、勝てるかもしれない。ここまでの練習で勇気も自信も身につけたキッズたちに怖いものなんてありません。みんな元気に先生たちにぶつかっていきました。
そんなキッズたちにMC役の高田先生も胸を貸してくれます。大きな高田先生は倒すだけでも一苦労です。でも、キッズたちは臆することなく高田先生にぶつかり、必死になって両肩を押さえ込みにいきました。みんな、DKCが開始したときよりも、遥かにたくましくなりましたね。
先生たちとの勝負に必死になったキッズたちですけど、まだまだ元気いっぱいです。仕上げにオリンピック選手もやるサーキットトレーニングを1分間行ないました。サーキットトレーニングとは、もも上げ、ジャンプ、バタ足、腕立て伏せといった運動を、先生の支持に従って、素早く切り替えながら行なっていくという運動です。でも、本当に鹿児島のキッズたちは元気! へっちゃらな顔をして、サーキットトレーニングをこなしました。
このサーキットトレーニングを親御さんたちが体験するのもDKCの恒例行事。普段はキッズたちの子育てやお仕事で忙しくて身体を動かすことがあまりない親御さんたちですが、自分の子どもたちの前でいいところを見せようと、必死にがんばってくれました。キッズたちも普段は自分を応援してくれるお父さんやお母さんを、一生懸命声を出して応援していました。自分のことをとっても愛してくれている親御さんたちのがんばる姿は、キッズたちにもいい刺激になったことだと思います。
そして、最後の総仕上げはみんなで手をつないでのスクワット。1~2年生は50回で、3~6年生は101回という大変な回数をこなします。でも、ひとりじゃ無理でも、ここまで一緒にがんばってきた仲間たちと一緒なら大丈夫。手をつないで、見事にみんなで達成することができました。
こうして今回の『DKC in 鹿児島』も、キッズたちのがんばりによって素敵なイベントになりました。
向井先生が、「練習が始まる前よりも、いまの自分に自信の持てた人?」と聞くと、キッズたちはみんな元気よく手を挙げました。レスリングの練習を通して、自分が強くなったことを実感できたんですね。
最後に向井先生と高田先生が子どもたちにこんな言葉を残してくれました。
向井先生 「自分が気がついてないパワーや可能性がいっぱい詰まってるんだなってわかったでしょ? 自分の身体を大事にして、いろいろなときに自分はいまがんばれてるな、伸びてるなっていうことを確かめながら、『やったー! イエーイ!』っていう自分を褒める言葉を自分にかけながら、ドンドン伸びていってもらいたいなと思います。みんな凄いことやったよ。自信持ってね」
高田先生 「あっという間に時間が過ぎてくれたと思ってくれたら、素敵な時間だったという証拠だよね。ちなみに私や先生たちはもっとやりたかったなって思っています。最初に約束した2つのこと、手抜きをせずに一生懸命取り組んでくれたから。一緒の時間を過ごせてよかったなと思います。みんなもDKCに来れてよかったなって思ってくれたら、こんな幸せなことありません」
キッズたちも口々にこんな感想を残してくれました。みんな感想を言おうと、恥ずかしがらずに手を挙げてくれます。
「レスリングが楽しかったです!」
「先生たちが強かったけど、倒せてよかったです」
「ラグビーをやってるんですけど、今日ここで学んだしっかり足を掴めとか、そういうのを活かしていきたいと思います」
また、キッズたちに指導をしてくれた樟南高校の生徒たちも、
「みんな強くて、負けて悔しかったんで、また明日から練習して勝てるようになりたいと思います」
とキッズたちのがんばりを讃えてくれました。
今回も素敵な時間となった『DKC in 鹿児島』。鹿児島のキッズたちが桜島のように大きくたくましくなることをスタッフ一同願っています。また、いつかDKCでお会いしましょう!
【場所】鹿児島・樟南高校
【参加人数】幼稚園~小学校2年生のクラス:130名、小学校3年生~6年生のクラス:118名
高田道場のダイヤモンド・キッズ・カレッジ(以下、DKC)が今年も鹿児島へやって参りました。今回で5回目となる鹿児島でのDKCですが、会場はおなじみの樟南高校です。樟南高校のレスリング部は様々な有名な選手を排出したことでも有名な名門のクラブです。そんな樟南高校レスリング部の皆さんと、そのOBの方たちには指導と会場設営・撤収のお手伝いをしていただきました。高校生の皆さん、本当にありがとうございます! DKCはいつもこういった高校生をはじめ、スポンサー様、地元の皆さんの善意によって支えられています。本当に皆さん、いつもいつもご協力ありがとうございます!
さあ、いよいよ鹿児島での5回目のDKCの始まりです。DKCに参加するキッズたちには毎回一つの目標があります。それは指導してくれる先生たちとレスリングの勝負をして勝つこと。DKCにはレスリングを初めて体験するキッズたちもたくさんいます。みんな、大きな先生たちと勝負して勝てるのかなって不安でしょう。でも、高田延彦先生とのお約束をしっかり守って練習に一生懸命取り組めば大丈夫。その高田先生とのお約束は2つあります。
「これから『よろしくお願いします!』、『ありがとうございます!』と挨拶する場面がたくさんあります。その挨拶を最後までず~っと元気よく続けてください」
「ヘタクソでもいいから、すべての運動に全力投球してください」
元気な挨拶とすべてのことに全力を尽くす姿勢。この2つを守ってくれれば、先生たちもそれに応えて一生懸命レスリングを教えてくれます。強い先生たちに勝つためにもこの2つのお約束を守って、しっかり練習に取り組みましょう。
まずはDKCではもうおなじみとなった、向井亜紀先生オリジナルの『お掃除体操』です。おウチの中をお掃除する動きとダンスをミックスさせた画期的な体操です。リズミカルに身体を動かして、これからの運動に備えます。これが終わるとダッシュ。普通に全力疾走するだけではなく、途中に置いた札をひっくり返したり、あるいはうつ伏せで地面を這いつくばりながら進むワニ歩き、カエルジャンプといった様々な動きで身体を暖めていきます。
続いては4面のマットに分かれての運動。まずは2人一組になり、じゃんけんをします。グーで勝ったら、両足を揃えてパートナーの周りをピョンピョン回りましょう。チョキで勝ったら、楽しくスキップ。パーで勝ったら、両足を開いて横向きに動くカニ歩きで、パートナーの周りを回ります。続いてはパートナーの手の先とつま先を順番に素早くタッチする運動、相手の股を8の字を描きながら素早く潜り抜ける運動を行ないます。高学年の子になると手の先とつま先を順番に素早くタッチする運動の難易度がちょっと増して、一度地べたにうつ伏せになるという動きが加わります。
ちゃんとできたら、パートナーのお友達と元気に「やったー! イエーイ!」とハイタッチ。恥ずかしがらずに元気な声を出して、喜びをわかちあいましょう。自分が達成したことを素直に喜び、お友達の成功も喜んであげる。自分に自信をつける意味でも、自分もお友達も褒めることってとっても大切なんです。
続いては、『紅白札合戦』。これもDKCではおなじみのゲームです。ルールは簡単、マットの真ん中に置かれた札をひっくり返して、自分の元いた場所に帰ってくること。ただし、移動はヒザ歩き。ヒザで素早く歩きながら、札をひっくり返してくるのです。また、このゲームはマットごとに分かれた班での競争です。みんなで作戦を練って、どうすれば自分のチームが勝てるのか、よく考えましょう。ひとりでは無理でも、みんなで力を合わせれば、どんなに高いハードルでも超えることができる。そんなことを学べるゲームなんです。
さあ、準備は完了。いよいよ待ちに待ったレスリングの練習の開始です。まずは基本であるバランスの取れた構えやタックルを習います。タックルで相手を倒したら、しっかりと両肩を押さえ込むこと。そうしないと、相手はゾンビのように何度も何度も立ち上がってきてしまいます。レスリングは相手の肩をマットにつければフォール勝ち。ゾンビを退治するつもりで、しっかりとルールも覚えちゃいましょう。
基本を教わって、ルールも覚えたら、DKCの目標のひとつである先生たちとの勝負です。ルールはタックルで倒して、先生の肩を1秒間マットにつければ勝ち。たった1秒ならどんなに大きくて強い先生たちでも、勝てるかもしれない。ここまでの練習で勇気も自信も身につけたキッズたちに怖いものなんてありません。みんな元気に先生たちにぶつかっていきました。
そんなキッズたちにMC役の高田先生も胸を貸してくれます。大きな高田先生は倒すだけでも一苦労です。でも、キッズたちは臆することなく高田先生にぶつかり、必死になって両肩を押さえ込みにいきました。みんな、DKCが開始したときよりも、遥かにたくましくなりましたね。
先生たちとの勝負に必死になったキッズたちですけど、まだまだ元気いっぱいです。仕上げにオリンピック選手もやるサーキットトレーニングを1分間行ないました。サーキットトレーニングとは、もも上げ、ジャンプ、バタ足、腕立て伏せといった運動を、先生の支持に従って、素早く切り替えながら行なっていくという運動です。でも、本当に鹿児島のキッズたちは元気! へっちゃらな顔をして、サーキットトレーニングをこなしました。
このサーキットトレーニングを親御さんたちが体験するのもDKCの恒例行事。普段はキッズたちの子育てやお仕事で忙しくて身体を動かすことがあまりない親御さんたちですが、自分の子どもたちの前でいいところを見せようと、必死にがんばってくれました。キッズたちも普段は自分を応援してくれるお父さんやお母さんを、一生懸命声を出して応援していました。自分のことをとっても愛してくれている親御さんたちのがんばる姿は、キッズたちにもいい刺激になったことだと思います。
そして、最後の総仕上げはみんなで手をつないでのスクワット。1~2年生は50回で、3~6年生は101回という大変な回数をこなします。でも、ひとりじゃ無理でも、ここまで一緒にがんばってきた仲間たちと一緒なら大丈夫。手をつないで、見事にみんなで達成することができました。
こうして今回の『DKC in 鹿児島』も、キッズたちのがんばりによって素敵なイベントになりました。
向井先生が、「練習が始まる前よりも、いまの自分に自信の持てた人?」と聞くと、キッズたちはみんな元気よく手を挙げました。レスリングの練習を通して、自分が強くなったことを実感できたんですね。
最後に向井先生と高田先生が子どもたちにこんな言葉を残してくれました。
向井先生 「自分が気がついてないパワーや可能性がいっぱい詰まってるんだなってわかったでしょ? 自分の身体を大事にして、いろいろなときに自分はいまがんばれてるな、伸びてるなっていうことを確かめながら、『やったー! イエーイ!』っていう自分を褒める言葉を自分にかけながら、ドンドン伸びていってもらいたいなと思います。みんな凄いことやったよ。自信持ってね」
高田先生 「あっという間に時間が過ぎてくれたと思ってくれたら、素敵な時間だったという証拠だよね。ちなみに私や先生たちはもっとやりたかったなって思っています。最初に約束した2つのこと、手抜きをせずに一生懸命取り組んでくれたから。一緒の時間を過ごせてよかったなと思います。みんなもDKCに来れてよかったなって思ってくれたら、こんな幸せなことありません」
キッズたちも口々にこんな感想を残してくれました。みんな感想を言おうと、恥ずかしがらずに手を挙げてくれます。
「レスリングが楽しかったです!」
「先生たちが強かったけど、倒せてよかったです」
「ラグビーをやってるんですけど、今日ここで学んだしっかり足を掴めとか、そういうのを活かしていきたいと思います」
また、キッズたちに指導をしてくれた樟南高校の生徒たちも、
「みんな強くて、負けて悔しかったんで、また明日から練習して勝てるようになりたいと思います」
とキッズたちのがんばりを讃えてくれました。
今回も素敵な時間となった『DKC in 鹿児島』。鹿児島のキッズたちが桜島のように大きくたくましくなることをスタッフ一同願っています。また、いつかDKCでお会いしましょう!