2014年11月11日
5年連続の神戸上陸! 『第61回 DKC in 神戸』イベントリポート!
【日時】2014年11月2日(日)《幼稚園~小学校2年生のクラス10:00~12:30/小学校3年生~6年生のクラス14:00~16:30》
【場所】兵庫・デュオこうべ
【参加人数】幼稚園~小学校2年生のクラス:120名、小学校3年生~6年生のクラス:121名
高田道場のダイヤモンド・キッズ・カレッジ(以下、DKC)が61回目に訪れたのは兵庫県の神戸です。神戸を訪れるのは今回が5回目。おなじみのデュオこうべでの開催です。デュオこうべはJR神戸駅の地下街と直結していて、ハーバーランドの玄関口にもなっている地下商店街です。普通の体育館と違い、たくさんのお客さんが通りすがりに観ていきます。そんな中でのDKC。神戸キッズたちはいつものように元気にできるのでしょうか?
さて、今回のDKCにも地元・神戸の皆さんをはじめ、様々な方々にご支援いただきました。また、地元・兵庫県の六甲アイランド高校、育英高校、須磨翔風高校、伊丹高校、猪名川高校の各レスリング部の皆さん、そして猪名川レスリングクラブの方たちには、指導と会場設営・撤収のお手伝いをしていただきました。高校生の皆さん、本当にありがとうございました!
そして、今回はビッグゲストにも来ていただいています。なんと、シドニーオリンピックでレスリングのグレコローマン69kg級で銀メダルに輝いた永田克彦さんが参加してくれたのです。永田さんは神戸大会には過去4回参加してくれていますが、今回もいつものようにデモンストレーション。永田さんが次々に繰り出す豪快なレスリングの投げ技にキッズたちもビックリしていました。
さあ、いよいよDKCの始まりです。このDKCでは毎回最後に先生たちとレスリングで勝負をします。小さなキッズたちにしてみれば、大きな先生たちに挑むのは大変なこと。でも、大丈夫。高田延彦先生と2つのお約束を守って、ちゃんと練習に取り組めば、強い強い先生たちに勝つことができるのです。
その2つのお約束とは、
「一つ! 挨拶する場面がたくさんあります。『よろしくお願いします!』、『ありがとうございます!』。これを元気よく最後まで続けてください」
「二つ目! これからたくさん運動をします。その一つ一つをヘタでもいいから、全力でやってください」
しっかりとした元気な挨拶をすれば、先生たちもそれに応えて一生懸命レスリングを教えてくれます。そして、何事にも全力で取り組めば、その努力は必ず実を結びます。先生たちに勝つために、高田先生とのお約束をきっちり守って、楽しく運動をしましょう!
まずは向井亜紀先生がオリジナルで考案した『お掃除体操』。ダンスを取り入れた楽しい体操で、リズミカルに身体を動かします。そして、いろんな種類のダッシュ。うつ伏せになった先生たちを飛び超えたり、先生たちの股を潜ったり、あるいは地面を這いつくばりながら進むワニ歩き、そしてカエルジャンプといった運動で身体を温めます。
続いては3面のマットに分かれての運動。まずは2人一組になり、パートナーの手の先とつま先を順番に素早くタッチする運動です。つま先にタッチしたら、一度地面にベターっとうつ伏せになり、また素早く立ち上がって、手の先にタッチ。これを繰り返します。また、足じゃんけんという、足でじゃんけんをし、グーで勝ったら、パートナーの周りを両足を揃えてピョンピョン飛び跳ねながら一周。チョキならスキップ、パーならカニ歩きで一周というゲーム性を取り入れた運動や、相手の股を8の字を描きながら潜る運動も行ないます。
ちゃんとできたら、パートナーのお友達と、
「やったー! イエーイ!」
とハイタッチして喜びをわかちあいましょう。
恥ずかしがらずに元気な声で。自分が達成したことを素直に喜び、お友達の成功も喜んであげる。そうすれば、もっともっと運動が楽しくなります。
続いては、『紅白札合戦』。これはマットの真ん中に置かれた札にヒザ歩きで素早く近づき、裏返しにして、自分の元の位置に戻るというゲームで、マットごとに分かれた班によって競い合います。どうすればほかの班に勝てるのか? みんなで作戦を練ったり、力を合わせれば、どんな困難でも乗り越えることができる。そんなことを学べるゲームなんです。
さあ、準備は完了。いよいよ本格的なレスリングの練習の開始です。まずは基本である「カッコいい構え」や「タックル」の仕方を教わります。タックルで相手を倒したら、しっかり両肩を押さえ込みましょう。そうしないと、相手はゾンビのように起き上がってきてしまいます。レスリングは、相手の肩をマットにつければ勝ち。ゾンビを退治するつもりで押さえ込むのです。といった感じでルールも覚えたら、先生たちとの勝負です。
ルールはタックルで倒して、先生の肩を1秒間マットにつければ勝ち。どんなに大きくて強い先生たちでも、1秒だったらなんとかなるかもしれません。そんな思いを抱えながら、ここまでの練習で勇気と自信を引き出されてきたキッズたちは、元気いっぱいに先生たちにぶつかっていきます。日頃は人に対して思いっきりぶつかるなんてことはできませんが、DKCで指導してくれる強い先生たちならへっちゃらです。遠慮せずに思いっきりぶつかりましょう。
高田先生も自ら胸を貸して、キッズたちの挑戦を受けてくれました。大きな身体の高田先生を倒すのは大変ですが、キッズたちはが無我夢中でぶつかっていきました。挑んだキッズたちは、みんな活き活きとした表情で、高田先生との勝負を楽しんでいました。
先生たちとの勝負という目標は達成しましたけど、キッズたちはまだまだ元気です。その有り余るパワーを使って、今度はオリンピックに出るようなアスリートがやるサーキットトレーニングにも挑戦です。これは、もも上げ、ジャンプ、バタ足、腕立て伏せを先生の指示に従って、1分間ドンドンこなしていく、とても過酷なトレーニングです。でも、先生たちと激しい勝負をしたあととは思えないほど、キッズたちは元気にこのトレーニングもこなしました。そして、このトレーニングは親御さんたちにも体験してもらいました。普段は自分を応援してくれるお父さんやお母さんを、今度はキッズたちが応援するのです。体験した親御さんたちも、自分たちの子どもがこんな凄いことをやっているんだと、その成長ぶりを実感できたのではないでしょうか?
そして、最後の総仕上げはみんなで手をつないでのスクワット。1~2年生は50回で、3~6年生は101回という大変な回数です。でも、ひとりじゃ無理でも、ここまで一緒にがんばってきた仲間たちと一緒なら大丈夫。手をつないで、見事にみんなで達成することができました。
こうして、『第61回DKC in 神戸』はキッズたちのがんばりによって、大盛況で終わりました。最後の挨拶では向井先生も高田先生もそれぞれ、
向井先生 「みんながんばりは本当に凄かった。最初に話したときはみんなおとなしかったので、心配して見てたんですけど、心配して大損しました。心の中に秘めているパワーが凄かったです。恥ずかしがらずに自分を信じて、初めてのことにチャレンジできましたね。みんなは本当に凄いことをやったんだよ」
高田先生 「我々もみんなのエネルギーに引っ張られて、引きこまれて、気がついたら楽しい時間になっていました。楽しい時間ってあっという間じゃない? 私たちはあっという間に感じました。あっという間に過ぎた時間。ということは、楽しい時間だったということです。空気が盛り上がってくるのがわかったもんね。みんながこの瞬間に夢中になってくれてるなって。運動するのっていいなって感じてくれればそれがすべてです。ありがとうございました」
と、キッズたちのがんばりに驚いていました。
キッズたちもこんな感想を残してくれました。
「去年も参加したんですけど、去年よりも恥ずかしい気持ちがなくなって楽しかったです」
「タックルが凄く楽しかった。高田先生に勝った」
「去年も来たけど、去年倒せなかった人も倒せた」
連続で参加してくれたキッズの中にはこんな成長を見せてくれた子たちもいたんです。
そして、この11月2日の翌日、11月3日は文化の日。そう、向井先生の50回目のお誕生日なんです。午前の部が終わった時に、サプライズで集まった親御さんたちにクラッカーを鳴らしてもらい、キッズたちと一緒に「ハッピー・バースデイ・トゥ・ユ~」を歌ってお祝いしました。神戸の皆さん、本当にありがとうございました!
そんな暖かい心を持った神戸のキッズたちと素敵な時間を過ごせた今回のDKC。次に神戸のキッズに会える日が待ち遠しいですね。来年、またお会いしましょう!
【場所】兵庫・デュオこうべ
【参加人数】幼稚園~小学校2年生のクラス:120名、小学校3年生~6年生のクラス:121名
高田道場のダイヤモンド・キッズ・カレッジ(以下、DKC)が61回目に訪れたのは兵庫県の神戸です。神戸を訪れるのは今回が5回目。おなじみのデュオこうべでの開催です。デュオこうべはJR神戸駅の地下街と直結していて、ハーバーランドの玄関口にもなっている地下商店街です。普通の体育館と違い、たくさんのお客さんが通りすがりに観ていきます。そんな中でのDKC。神戸キッズたちはいつものように元気にできるのでしょうか?
さて、今回のDKCにも地元・神戸の皆さんをはじめ、様々な方々にご支援いただきました。また、地元・兵庫県の六甲アイランド高校、育英高校、須磨翔風高校、伊丹高校、猪名川高校の各レスリング部の皆さん、そして猪名川レスリングクラブの方たちには、指導と会場設営・撤収のお手伝いをしていただきました。高校生の皆さん、本当にありがとうございました!
そして、今回はビッグゲストにも来ていただいています。なんと、シドニーオリンピックでレスリングのグレコローマン69kg級で銀メダルに輝いた永田克彦さんが参加してくれたのです。永田さんは神戸大会には過去4回参加してくれていますが、今回もいつものようにデモンストレーション。永田さんが次々に繰り出す豪快なレスリングの投げ技にキッズたちもビックリしていました。
さあ、いよいよDKCの始まりです。このDKCでは毎回最後に先生たちとレスリングで勝負をします。小さなキッズたちにしてみれば、大きな先生たちに挑むのは大変なこと。でも、大丈夫。高田延彦先生と2つのお約束を守って、ちゃんと練習に取り組めば、強い強い先生たちに勝つことができるのです。
その2つのお約束とは、
「一つ! 挨拶する場面がたくさんあります。『よろしくお願いします!』、『ありがとうございます!』。これを元気よく最後まで続けてください」
「二つ目! これからたくさん運動をします。その一つ一つをヘタでもいいから、全力でやってください」
しっかりとした元気な挨拶をすれば、先生たちもそれに応えて一生懸命レスリングを教えてくれます。そして、何事にも全力で取り組めば、その努力は必ず実を結びます。先生たちに勝つために、高田先生とのお約束をきっちり守って、楽しく運動をしましょう!
まずは向井亜紀先生がオリジナルで考案した『お掃除体操』。ダンスを取り入れた楽しい体操で、リズミカルに身体を動かします。そして、いろんな種類のダッシュ。うつ伏せになった先生たちを飛び超えたり、先生たちの股を潜ったり、あるいは地面を這いつくばりながら進むワニ歩き、そしてカエルジャンプといった運動で身体を温めます。
続いては3面のマットに分かれての運動。まずは2人一組になり、パートナーの手の先とつま先を順番に素早くタッチする運動です。つま先にタッチしたら、一度地面にベターっとうつ伏せになり、また素早く立ち上がって、手の先にタッチ。これを繰り返します。また、足じゃんけんという、足でじゃんけんをし、グーで勝ったら、パートナーの周りを両足を揃えてピョンピョン飛び跳ねながら一周。チョキならスキップ、パーならカニ歩きで一周というゲーム性を取り入れた運動や、相手の股を8の字を描きながら潜る運動も行ないます。
ちゃんとできたら、パートナーのお友達と、
「やったー! イエーイ!」
とハイタッチして喜びをわかちあいましょう。
恥ずかしがらずに元気な声で。自分が達成したことを素直に喜び、お友達の成功も喜んであげる。そうすれば、もっともっと運動が楽しくなります。
続いては、『紅白札合戦』。これはマットの真ん中に置かれた札にヒザ歩きで素早く近づき、裏返しにして、自分の元の位置に戻るというゲームで、マットごとに分かれた班によって競い合います。どうすればほかの班に勝てるのか? みんなで作戦を練ったり、力を合わせれば、どんな困難でも乗り越えることができる。そんなことを学べるゲームなんです。
さあ、準備は完了。いよいよ本格的なレスリングの練習の開始です。まずは基本である「カッコいい構え」や「タックル」の仕方を教わります。タックルで相手を倒したら、しっかり両肩を押さえ込みましょう。そうしないと、相手はゾンビのように起き上がってきてしまいます。レスリングは、相手の肩をマットにつければ勝ち。ゾンビを退治するつもりで押さえ込むのです。といった感じでルールも覚えたら、先生たちとの勝負です。
ルールはタックルで倒して、先生の肩を1秒間マットにつければ勝ち。どんなに大きくて強い先生たちでも、1秒だったらなんとかなるかもしれません。そんな思いを抱えながら、ここまでの練習で勇気と自信を引き出されてきたキッズたちは、元気いっぱいに先生たちにぶつかっていきます。日頃は人に対して思いっきりぶつかるなんてことはできませんが、DKCで指導してくれる強い先生たちならへっちゃらです。遠慮せずに思いっきりぶつかりましょう。
高田先生も自ら胸を貸して、キッズたちの挑戦を受けてくれました。大きな身体の高田先生を倒すのは大変ですが、キッズたちはが無我夢中でぶつかっていきました。挑んだキッズたちは、みんな活き活きとした表情で、高田先生との勝負を楽しんでいました。
先生たちとの勝負という目標は達成しましたけど、キッズたちはまだまだ元気です。その有り余るパワーを使って、今度はオリンピックに出るようなアスリートがやるサーキットトレーニングにも挑戦です。これは、もも上げ、ジャンプ、バタ足、腕立て伏せを先生の指示に従って、1分間ドンドンこなしていく、とても過酷なトレーニングです。でも、先生たちと激しい勝負をしたあととは思えないほど、キッズたちは元気にこのトレーニングもこなしました。そして、このトレーニングは親御さんたちにも体験してもらいました。普段は自分を応援してくれるお父さんやお母さんを、今度はキッズたちが応援するのです。体験した親御さんたちも、自分たちの子どもがこんな凄いことをやっているんだと、その成長ぶりを実感できたのではないでしょうか?
そして、最後の総仕上げはみんなで手をつないでのスクワット。1~2年生は50回で、3~6年生は101回という大変な回数です。でも、ひとりじゃ無理でも、ここまで一緒にがんばってきた仲間たちと一緒なら大丈夫。手をつないで、見事にみんなで達成することができました。
こうして、『第61回DKC in 神戸』はキッズたちのがんばりによって、大盛況で終わりました。最後の挨拶では向井先生も高田先生もそれぞれ、
向井先生 「みんながんばりは本当に凄かった。最初に話したときはみんなおとなしかったので、心配して見てたんですけど、心配して大損しました。心の中に秘めているパワーが凄かったです。恥ずかしがらずに自分を信じて、初めてのことにチャレンジできましたね。みんなは本当に凄いことをやったんだよ」
高田先生 「我々もみんなのエネルギーに引っ張られて、引きこまれて、気がついたら楽しい時間になっていました。楽しい時間ってあっという間じゃない? 私たちはあっという間に感じました。あっという間に過ぎた時間。ということは、楽しい時間だったということです。空気が盛り上がってくるのがわかったもんね。みんながこの瞬間に夢中になってくれてるなって。運動するのっていいなって感じてくれればそれがすべてです。ありがとうございました」
と、キッズたちのがんばりに驚いていました。
キッズたちもこんな感想を残してくれました。
「去年も参加したんですけど、去年よりも恥ずかしい気持ちがなくなって楽しかったです」
「タックルが凄く楽しかった。高田先生に勝った」
「去年も来たけど、去年倒せなかった人も倒せた」
連続で参加してくれたキッズの中にはこんな成長を見せてくれた子たちもいたんです。
そして、この11月2日の翌日、11月3日は文化の日。そう、向井先生の50回目のお誕生日なんです。午前の部が終わった時に、サプライズで集まった親御さんたちにクラッカーを鳴らしてもらい、キッズたちと一緒に「ハッピー・バースデイ・トゥ・ユ~」を歌ってお祝いしました。神戸の皆さん、本当にありがとうございました!
そんな暖かい心を持った神戸のキッズたちと素敵な時間を過ごせた今回のDKC。次に神戸のキッズに会える日が待ち遠しいですね。来年、またお会いしましょう!