2014年11月10日
記念すべき60回目は宮古で! 『第60回DKC in 宮古』イベントリポート!
【日時】2014年10月19日(日)《幼稚園~小学校2年生のクラス10:00~12:30/小学校3年生~6年生のクラス14:00~16:30》
【場所】岩手・宮古市民総合体育館 シーアリーナ(岩手県宮古市小山田2-1-1)
【参加人数】幼稚園~小学校2年生のクラス:150名、小学校3年生~6年生のクラス:150名
2006年9月した高田道場のダイヤモンド・キッズ・カレッジ(以下、DKC)が、ついに今回で60回目! その記念すべき60回目のDKCを行なう場所は岩手県の宮古市です。
宮古での開催は、昨年の5月に続いて3回目。東日本大震災で大きな被害を受けた宮古市ですが、高田道場でも街頭募金活動など、「ずっと一緒に東北~Let's get together now~」というスローガンを掲げ、微力ながら支援活動を行なってまいりました。大震災から3年以上経過しましたが、まだまだ復興には時間がかかります。
それでも全国のDKCに参加してくれたキッズたちが、同じ宮古のキッズたちに元気を出してもらおうと、日本各地で行なった募金活動に協力してくれました。そんな全国のキッズたちの思いの詰まった支援金147万3,630円を、『東日本大震災教育支援基金』に寄附金として、イベントに先立ち行なった授与式で無事に宮古市の山本正徳市長にお渡しすることができました。もちろん、キッズたちが書いてくれたメッセージも一緒です。
募金にご協力いただいた全国の皆様にはあらためて感謝を申し上げます。子どもたちの手から手へ……そのダイヤモンドのように輝く元気が繋がって、未来を明るく照らしてくれますように。
さて、今回のDKCでも、地元・宮古市民の皆さんや、イベントスポンサー様、ボランティアスタッフの暖かい善意に支えられて、開催することができました。また、指導や会場の設営、撤収に協力していただいた宮古商業高校レスリング部、盛岡工業高校レスリング部、そして宮古ジュニアレスリングクラブの皆さん、本当にありがとうございました! さあ、第60回DKCのスタートです。
でも、まずはレスリングの練習を始める前に高田延彦先生と2つのお約束。
「最初から最後までしっかりと元気に挨拶を続けてください」
「全部の運動をへたっぴいでもいいから、力いっぱい全力でやってください」
この2つは、高田先生が全国どこに行っても、キッズたちとするお約束です。しっかりとした挨拶と何事にも全力で取り組む姿勢こそ、元気なキッズを作る源なのです。
そんなお約束をしてから、いよいよ練習の開始です。まずは向井亜紀先生がオリジナルで考案した『お掃除体操』で身体をほぐします。元気にリズミカルに身体を動かしたら、ダッシュやクマ歩き、カエルジャンプといったウォーミングアップ。さらに、4面のマットに分かれて、レスリングに必要な動きを取り入れた運動です。2人一組になり、パートナーの手の先からつま先まで素早くタッチし続ける運動や、ヒザ歩きから相手の身体を潜る運動などを次々とこなします。
ちゃんとできたら、パートナーのお友達と、
「やったー! イエーイ!」
とハイタッチして喜びをわかちあいましょう。
恥ずかしがらずに大きな声で。自分が達成したことを素直に喜び、お友達の成功も喜んであげることができる。自分に自信を持つことができるし、相手の成功を喜んであげる優しい心が学べるんです。
これが終われば、『紅白札合戦』というゲームです。これはマットの真ん中に置かれた札にヒザ歩きで素早く近づき、裏返しにして、自分の元の位置に素速く戻るというゲームです。マットごとに分かれた班で、どこが一番速いのか? たくさんの仲間たちと協力しないと、ほかの班には勝てません。みんなで力を合わせて、ひとつの目標をクリアしていくことが学べるゲームなんです。
さあ、身体もすっかり温まったところで、いよいよ本格的なレスリングの練習の開始です。まずは基本である「カッコいい構え」や「タックル」の仕方を教わります。DKCでは最後に指導してくれる先生たちとレスリングの勝負をします。だから、ここでしっかりと構えと、相手を倒すタックルの仕方を教わるのです。
徐々にレスリングの動きに慣れてきたら、いよいよ先生と勝負です。ルールはタックルで倒して、先生の肩を1秒間マットにつければ勝ち。キッズたちに比べれば、はるかに大きな身体の先生たち。でも、たった1秒だったらなんとかなるかもしれない。ここまでの練習で勇気と自信を身につけたキッズたちに怖いものはありません。一生懸命、元気に先生たちにぶつかっていきます。普段はなかなか人に対して、思いっきりぶつかるなんてことはできません。でも、DKCで指導してくれるのは強い先生たちは、キッズの全力をしっかりと受け止めてくれるから大丈夫。
高田先生だって、キッズたちと勝負をしてくれるんです。大きな身体の高田先生を倒すのは難しいですけど、挑んだキッズたちはみんな力いっぱいぶつかっていきました。
レスリングが終わっても、まだまだ元気なキッズたち。オリンピックに出るようなアスリートがやるサーキットトレーニングにも挑戦です。これは、もも上げ、ジャンプ、バタ足、腕立て伏せを先生の指示に従って、1分間ドンドンこなしていく、とても過酷なトレーニングです。でも、元気なキッズたっちはへっちゃらでこなしていきます。そして、最後は親御さんたちも参加。子どもたちがやるトレーニングを実際に体験することで、子どもたちの成長もより実感できたのではないでしょうか?
これが終わってもまだまだ元気なキッズたちは最後にみんなで手をつないで、スクワットに挑戦です。ひとりではへこたれちゃうようなキツいスクワットでも、仲間たちと一緒になって挑めば達成できるんです。みんなで達成して、「やったー! イエーイ!」とハイタッチしたキッズたちの顔は充実感で輝いていました。
こうして、元気いっぱいの素敵なイベントとなった『第60回DKC in 宮古』。
最後に向井先生と高田先生からこんなお言葉をいただきました。
向井先生 「みんなこの3時間でいっぱい変わりました。ぐんぐん伸びて、本当に素敵でした。これからが楽しみです。もし、自分に自信がなくなったときは思い出してね。み~んなが見ている前で、み~んなが認めるぐらい凄かったんだよ」
高田先生 「最初の挨拶から3時間経ったけど、最初に約束したルールをしっかりと守ってくれて、素敵な時間を宮古の子どもたちと作れたなって思います」
指導にあたってくれた高校生も、
「今日はちびっ子と楽しく練習できて、貴重な体験で充実した時間でした」
「自分たちは明日から遠征があるんですけど、小学生の皆さんから元気をもらったので、がんばりたいと思います」
と、キッズたちからパワーをもらったようでした。
そして、主役のキッズたちも次々と手を挙げて、感想をしゃべってくれました。
「レスリングのコツをつかめたのでよかったです」
「今日はレスリングでは先生がいろいろ教えてくれたし、友達と楽しくできたのでよかったです」
「今日はいろんな先生に教えてもらったし、試合をしてとてもやりがいがあったのでよかったです」
「試合のときにはちょっと緊張したけど、最初の練習のときに教わったタックルを使って倒せたのでよかったです」
「苦しい練習もあったけど楽しかったので、来年もまた来てください!」
みんなの前でしゃべるのは勇気のいることですけど、宮古のキッズたちは本当に元気! ここで紹介しきれないほど、たくさんのキッズが感想をしゃべってくれたんです。こんな元気な宮古のキッズたちとまた会えることを楽しみにしています!
【場所】岩手・宮古市民総合体育館 シーアリーナ(岩手県宮古市小山田2-1-1)
【参加人数】幼稚園~小学校2年生のクラス:150名、小学校3年生~6年生のクラス:150名
2006年9月した高田道場のダイヤモンド・キッズ・カレッジ(以下、DKC)が、ついに今回で60回目! その記念すべき60回目のDKCを行なう場所は岩手県の宮古市です。
宮古での開催は、昨年の5月に続いて3回目。東日本大震災で大きな被害を受けた宮古市ですが、高田道場でも街頭募金活動など、「ずっと一緒に東北~Let's get together now~」というスローガンを掲げ、微力ながら支援活動を行なってまいりました。大震災から3年以上経過しましたが、まだまだ復興には時間がかかります。
それでも全国のDKCに参加してくれたキッズたちが、同じ宮古のキッズたちに元気を出してもらおうと、日本各地で行なった募金活動に協力してくれました。そんな全国のキッズたちの思いの詰まった支援金147万3,630円を、『東日本大震災教育支援基金』に寄附金として、イベントに先立ち行なった授与式で無事に宮古市の山本正徳市長にお渡しすることができました。もちろん、キッズたちが書いてくれたメッセージも一緒です。
募金にご協力いただいた全国の皆様にはあらためて感謝を申し上げます。子どもたちの手から手へ……そのダイヤモンドのように輝く元気が繋がって、未来を明るく照らしてくれますように。
さて、今回のDKCでも、地元・宮古市民の皆さんや、イベントスポンサー様、ボランティアスタッフの暖かい善意に支えられて、開催することができました。また、指導や会場の設営、撤収に協力していただいた宮古商業高校レスリング部、盛岡工業高校レスリング部、そして宮古ジュニアレスリングクラブの皆さん、本当にありがとうございました! さあ、第60回DKCのスタートです。
でも、まずはレスリングの練習を始める前に高田延彦先生と2つのお約束。
「最初から最後までしっかりと元気に挨拶を続けてください」
「全部の運動をへたっぴいでもいいから、力いっぱい全力でやってください」
この2つは、高田先生が全国どこに行っても、キッズたちとするお約束です。しっかりとした挨拶と何事にも全力で取り組む姿勢こそ、元気なキッズを作る源なのです。
そんなお約束をしてから、いよいよ練習の開始です。まずは向井亜紀先生がオリジナルで考案した『お掃除体操』で身体をほぐします。元気にリズミカルに身体を動かしたら、ダッシュやクマ歩き、カエルジャンプといったウォーミングアップ。さらに、4面のマットに分かれて、レスリングに必要な動きを取り入れた運動です。2人一組になり、パートナーの手の先からつま先まで素早くタッチし続ける運動や、ヒザ歩きから相手の身体を潜る運動などを次々とこなします。
ちゃんとできたら、パートナーのお友達と、
「やったー! イエーイ!」
とハイタッチして喜びをわかちあいましょう。
恥ずかしがらずに大きな声で。自分が達成したことを素直に喜び、お友達の成功も喜んであげることができる。自分に自信を持つことができるし、相手の成功を喜んであげる優しい心が学べるんです。
これが終われば、『紅白札合戦』というゲームです。これはマットの真ん中に置かれた札にヒザ歩きで素早く近づき、裏返しにして、自分の元の位置に素速く戻るというゲームです。マットごとに分かれた班で、どこが一番速いのか? たくさんの仲間たちと協力しないと、ほかの班には勝てません。みんなで力を合わせて、ひとつの目標をクリアしていくことが学べるゲームなんです。
さあ、身体もすっかり温まったところで、いよいよ本格的なレスリングの練習の開始です。まずは基本である「カッコいい構え」や「タックル」の仕方を教わります。DKCでは最後に指導してくれる先生たちとレスリングの勝負をします。だから、ここでしっかりと構えと、相手を倒すタックルの仕方を教わるのです。
徐々にレスリングの動きに慣れてきたら、いよいよ先生と勝負です。ルールはタックルで倒して、先生の肩を1秒間マットにつければ勝ち。キッズたちに比べれば、はるかに大きな身体の先生たち。でも、たった1秒だったらなんとかなるかもしれない。ここまでの練習で勇気と自信を身につけたキッズたちに怖いものはありません。一生懸命、元気に先生たちにぶつかっていきます。普段はなかなか人に対して、思いっきりぶつかるなんてことはできません。でも、DKCで指導してくれるのは強い先生たちは、キッズの全力をしっかりと受け止めてくれるから大丈夫。
高田先生だって、キッズたちと勝負をしてくれるんです。大きな身体の高田先生を倒すのは難しいですけど、挑んだキッズたちはみんな力いっぱいぶつかっていきました。
レスリングが終わっても、まだまだ元気なキッズたち。オリンピックに出るようなアスリートがやるサーキットトレーニングにも挑戦です。これは、もも上げ、ジャンプ、バタ足、腕立て伏せを先生の指示に従って、1分間ドンドンこなしていく、とても過酷なトレーニングです。でも、元気なキッズたっちはへっちゃらでこなしていきます。そして、最後は親御さんたちも参加。子どもたちがやるトレーニングを実際に体験することで、子どもたちの成長もより実感できたのではないでしょうか?
これが終わってもまだまだ元気なキッズたちは最後にみんなで手をつないで、スクワットに挑戦です。ひとりではへこたれちゃうようなキツいスクワットでも、仲間たちと一緒になって挑めば達成できるんです。みんなで達成して、「やったー! イエーイ!」とハイタッチしたキッズたちの顔は充実感で輝いていました。
こうして、元気いっぱいの素敵なイベントとなった『第60回DKC in 宮古』。
最後に向井先生と高田先生からこんなお言葉をいただきました。
向井先生 「みんなこの3時間でいっぱい変わりました。ぐんぐん伸びて、本当に素敵でした。これからが楽しみです。もし、自分に自信がなくなったときは思い出してね。み~んなが見ている前で、み~んなが認めるぐらい凄かったんだよ」
高田先生 「最初の挨拶から3時間経ったけど、最初に約束したルールをしっかりと守ってくれて、素敵な時間を宮古の子どもたちと作れたなって思います」
指導にあたってくれた高校生も、
「今日はちびっ子と楽しく練習できて、貴重な体験で充実した時間でした」
「自分たちは明日から遠征があるんですけど、小学生の皆さんから元気をもらったので、がんばりたいと思います」
と、キッズたちからパワーをもらったようでした。
そして、主役のキッズたちも次々と手を挙げて、感想をしゃべってくれました。
「レスリングのコツをつかめたのでよかったです」
「今日はレスリングでは先生がいろいろ教えてくれたし、友達と楽しくできたのでよかったです」
「今日はいろんな先生に教えてもらったし、試合をしてとてもやりがいがあったのでよかったです」
「試合のときにはちょっと緊張したけど、最初の練習のときに教わったタックルを使って倒せたのでよかったです」
「苦しい練習もあったけど楽しかったので、来年もまた来てください!」
みんなの前でしゃべるのは勇気のいることですけど、宮古のキッズたちは本当に元気! ここで紹介しきれないほど、たくさんのキッズが感想をしゃべってくれたんです。こんな元気な宮古のキッズたちとまた会えることを楽しみにしています!