2014年07月17日
ついに岐阜県にDKCが初上陸! 『第58回DKC in 岐阜』イベントレポート
【日時】2014年7月13日(日)《小学校1年生~2年生のクラス10:00~12:30/小学校3年生~6年生のクラス14:00~16:30》
【場所】岐阜・瑞浪市民体育館(岐阜県瑞浪市明世町戸狩191番地)
【参加人数】小学校1年生~2年生のクラス:150名、小学校3年生~6年生のクラス:150名
今回、高田道場のダイヤモンド・キッズ・カレッジ(以下、DKC)がおじゃましたのは、岐阜県の瑞浪市です。ついに岐阜県にも初めてDKCが上陸することができました。開催地となった瑞浪市は今年で市制60周年となります。水野光ニ市長をはじめとした市の方々や、地元のスポンサー様たちのご尽力もあって、市の記念事業の一環として、この58回目のDKCを瑞浪市で開催することができたのです。
前日には高田延彦先生、向井亜紀先生をはじめとするDKCスタッフと、DKCに参加してくれる岐阜のキッズたちにも協力してもらい、岐阜のおとなり愛知県の名古屋駅前で、街頭募金活動を行ないました。2011年3月11日に起きた東日本大震災の直後から、高田道場においても支援活動を微力ながら行なってきております。震災からすでに3年以上も経過しましたが、まだまだ復興には時間がかかります。寂しい思いをしている子供たちも被災地にはたくさんいます。そんな子供たちのためにも、「ずっと一緒に東北~Let's get together now~」というスローガンを掲げ、これからも支援活動を継続していきたいと思っております。
協力してくれたキッズたちも大声を出して、積極的に支援金を募ってくれました。最初は恥ずかしがっていたキッズたちですが、一生懸命にやっているうちに恥ずかしさも吹き飛び、大声で募金活動を頑張ってくれたのです。そんなキッズたちの姿に、名古屋の皆さんも共感していただけたのか、当日会場での募金と合わせて、24,8518円という金額を集めることができました。
集められた募金は、『東日本大震災教育支援金』として、10月にDKCが開催されます岩手県宮古市へ直接お届け致します。募金にご協力いただいた皆様には、あらためて感謝を申し上げます。子供たちの手から手へ……そのダイヤモンドのように輝く元気が繋がって、未来を明るく照らしてくれますように。
さあ、募金活動も終わり、いよいよ『第58回 DKC in 岐阜』のスタートです。会場となった瑞浪市民体育館にはこの日も元気いっぱいのキッズたちが、300人集まってくれました。
また、今回の開催にあたって、指導者として参加してくれたのは、瑞浪市のおとなりの中津川市にある、中京学院大学レスリング部の皆さんです。前日のレスリングマット設置や最後の撤収作業まで、ご協力していただいた皆さん、どうもありがとうございます!
そして、瑞浪市民の皆様や、イベントスポンサー様をはじめ、ボランティアスタッフなど、多くの方々に支えられて、今回の岐阜でのDKCも実現しています。そんな皆さんに見守られながら、初めてのレスリング体験にワクワクしながら集まってきたキッズたち。練習開始前に高田先生、向井先生と2つのお約束です。
「最初から最後まで、大きな声で返事や挨拶をすること」
「下手くそでもいいから、全力で、思いっきり身体を動かすこと」
この2つです。挨拶はレスリングやスポーツに限らず、普段の生活から大事なこと。そして、思いっきり身体を動かして、何事にも全力でチャレンジする。そんな元気いっぱいの子供たちになるような練習がいっぱい詰まっているのが、DKCなのです。
さあ、いよいよ練習の開始です。まずは向井先生の指導のもと、『お掃除体操』で楽しく、準備運動です。リズム良く踊れば、身も心も楽しくほぐれます。そして、ダッシュ、ロープ跳びダッシュ、ロープ潜りダッシュ、クマ歩きにカエルジャンプで一汗かいたら、今度は4面のマットにそれぞれ分かれます。そして、行なうのはレスリングに必要な動きを取り混ぜた練習です。2人一組になり、素早くパートナーが伸ばした手の先から、つま先をタッチし続ける練習や、レスリングに必要なヒザ歩きの練習に取り組みます。ここで大事なのは、パートナーと一緒に喜びをわかちあうこと。運動が終わったら、大きな声で、
「やったー! イエーイ!」
と、ハイタッチして、喜びをわかちあいましょう。自分が達成したことを喜び、またお友達とわかちあうことで、ドンドン自分の中で自信が増していきます。また、お友達の成功を喜んであげることも、とっても大事なことですよね。特に『紅白札合戦』というゲームでは、もっとたくさんの仲間たちと協力する楽しさを学ぶことができました。自分たちの力を信じ、みんなで協力して高いハードルを乗り越える。これらの練習ですっかり自信をつけたキッズたちは、勇気をもって、レスリングにチャレンジします。
まずはレスリングの基本である「カッコいい構え」や「タックル」の仕方を教わり、いよいよ練習前に高田先生が予告していた、先生たちとの勝負の始まりです。ルールは先生たちを倒して、肩を1秒つけてフォールを奪うこと。自分たちよりもはるかに大きな先生たちに立ち向かうのは、勇気がいることです。でも、「たった1秒ならできるかもしれない……」、そんな小さな可能性から、大きな勇気と自信を見出したキッズたちは、先生たちに全力でぶつかっていきました。そんな姿を見ていた高田先生も、キッズたちのチャレンジを受けました。大きな高田先生に挑むキッズたちの姿は、勇気と自信に満ち溢れていました。
レスリングが終わっても、もうひと頑張りです。最後の力を振り絞り、みんなで手をつなぎ、輪になってのスクワット。1人では無理でも、みんなで頑張れば達成できる。キッズたちはスクワットを通して、そんなこと実感できたに違いありません。最後はもも上げ、ジャンプ、バタ足、腕立て伏せをミックスした1分間のサーキットトレーニングでもしっかりと頑張る姿を見せてくれました。これには親御さんやご家族の方にも参加していただきましたが、キッズたちは大好きな人たちを応援する喜びを味わうことができましたし、親御さんたちはこの約3時間のトレーニングでの自分の子供たちの成長ぶりを実際に肌で感じていただくことができたのではないでしょうか?
こうして、『第58回DKC in 岐阜』はキッズたちの元気いっぱいな姿で溢れる素敵なイベントとなりました。
たくさんの元気なキッズたちに、向井先生は最後にこんな質問をしました。
向井先生「心に勇気と自信を持っている子?」
この向井先生の質問に、たくさんのキッズたちが手を挙げました。練習前には自信がなさ気だったキッズたちも、約3時間の練習を通して、すっかり勇気と自信を身につけていたのです。これには向井先生も驚き、こんな言葉を残してくれました。
向井先生「これは本当に凄い! 今日はみんなの心の中に入っていた、自分では気がついていなかった、『まさかこんなにできるとは……』っていう可能性を自分で引っ張り出して、達成感という形にして、自分の心の中にもう一度戻したの。これは凄いことだよ。もし、自分に自信がなくなったり、どうも勇気が持てないっていう時は今日のことを思い出してください。今日自分がゼロからどこまでできるようになったかということを、ちゃんと自分を褒める気持ちで思い出してください。それでも勇気が出ない時は、今日の練習の中に勇気が出るヒントをたくさん入れておきました。それを思い出してください」
そして、自らキッズとレスリング勝負に挑んだ高田先生もこんな挨拶をしてくれました。
高田先生「今日は一緒に素敵な時間作ろうぜって言ったけど、2つの約束を守ってくれて、凄く楽しかった。みんなと一緒に動くのは体力もいるし、凄くキツいのよ。だけど、苦しいのも忘れちゃうぐらい、楽しい時間だった。やっぱり、キミたちのパワーって凄いなって、改めて感じました」
主役のキッズたちの元気いっぱいの頑張りと、指導にあたってくれたスタッフや親御さん、スポンサー様、瑞浪市民の皆さんの協力で、『第58回 DKC in 岐阜』は素敵なイベントとなることができました。キッズたちが見せてくれた最高の笑顔は、みんなの明るい未来そのものです。初めての岐阜でのDKCでしたが、また元気な岐阜キッズたちに会えることを楽しみにしています!
【場所】岐阜・瑞浪市民体育館(岐阜県瑞浪市明世町戸狩191番地)
【参加人数】小学校1年生~2年生のクラス:150名、小学校3年生~6年生のクラス:150名
今回、高田道場のダイヤモンド・キッズ・カレッジ(以下、DKC)がおじゃましたのは、岐阜県の瑞浪市です。ついに岐阜県にも初めてDKCが上陸することができました。開催地となった瑞浪市は今年で市制60周年となります。水野光ニ市長をはじめとした市の方々や、地元のスポンサー様たちのご尽力もあって、市の記念事業の一環として、この58回目のDKCを瑞浪市で開催することができたのです。
前日には高田延彦先生、向井亜紀先生をはじめとするDKCスタッフと、DKCに参加してくれる岐阜のキッズたちにも協力してもらい、岐阜のおとなり愛知県の名古屋駅前で、街頭募金活動を行ないました。2011年3月11日に起きた東日本大震災の直後から、高田道場においても支援活動を微力ながら行なってきております。震災からすでに3年以上も経過しましたが、まだまだ復興には時間がかかります。寂しい思いをしている子供たちも被災地にはたくさんいます。そんな子供たちのためにも、「ずっと一緒に東北~Let's get together now~」というスローガンを掲げ、これからも支援活動を継続していきたいと思っております。
協力してくれたキッズたちも大声を出して、積極的に支援金を募ってくれました。最初は恥ずかしがっていたキッズたちですが、一生懸命にやっているうちに恥ずかしさも吹き飛び、大声で募金活動を頑張ってくれたのです。そんなキッズたちの姿に、名古屋の皆さんも共感していただけたのか、当日会場での募金と合わせて、24,8518円という金額を集めることができました。
集められた募金は、『東日本大震災教育支援金』として、10月にDKCが開催されます岩手県宮古市へ直接お届け致します。募金にご協力いただいた皆様には、あらためて感謝を申し上げます。子供たちの手から手へ……そのダイヤモンドのように輝く元気が繋がって、未来を明るく照らしてくれますように。
さあ、募金活動も終わり、いよいよ『第58回 DKC in 岐阜』のスタートです。会場となった瑞浪市民体育館にはこの日も元気いっぱいのキッズたちが、300人集まってくれました。
また、今回の開催にあたって、指導者として参加してくれたのは、瑞浪市のおとなりの中津川市にある、中京学院大学レスリング部の皆さんです。前日のレスリングマット設置や最後の撤収作業まで、ご協力していただいた皆さん、どうもありがとうございます!
そして、瑞浪市民の皆様や、イベントスポンサー様をはじめ、ボランティアスタッフなど、多くの方々に支えられて、今回の岐阜でのDKCも実現しています。そんな皆さんに見守られながら、初めてのレスリング体験にワクワクしながら集まってきたキッズたち。練習開始前に高田先生、向井先生と2つのお約束です。
「最初から最後まで、大きな声で返事や挨拶をすること」
「下手くそでもいいから、全力で、思いっきり身体を動かすこと」
この2つです。挨拶はレスリングやスポーツに限らず、普段の生活から大事なこと。そして、思いっきり身体を動かして、何事にも全力でチャレンジする。そんな元気いっぱいの子供たちになるような練習がいっぱい詰まっているのが、DKCなのです。
さあ、いよいよ練習の開始です。まずは向井先生の指導のもと、『お掃除体操』で楽しく、準備運動です。リズム良く踊れば、身も心も楽しくほぐれます。そして、ダッシュ、ロープ跳びダッシュ、ロープ潜りダッシュ、クマ歩きにカエルジャンプで一汗かいたら、今度は4面のマットにそれぞれ分かれます。そして、行なうのはレスリングに必要な動きを取り混ぜた練習です。2人一組になり、素早くパートナーが伸ばした手の先から、つま先をタッチし続ける練習や、レスリングに必要なヒザ歩きの練習に取り組みます。ここで大事なのは、パートナーと一緒に喜びをわかちあうこと。運動が終わったら、大きな声で、
「やったー! イエーイ!」
と、ハイタッチして、喜びをわかちあいましょう。自分が達成したことを喜び、またお友達とわかちあうことで、ドンドン自分の中で自信が増していきます。また、お友達の成功を喜んであげることも、とっても大事なことですよね。特に『紅白札合戦』というゲームでは、もっとたくさんの仲間たちと協力する楽しさを学ぶことができました。自分たちの力を信じ、みんなで協力して高いハードルを乗り越える。これらの練習ですっかり自信をつけたキッズたちは、勇気をもって、レスリングにチャレンジします。
まずはレスリングの基本である「カッコいい構え」や「タックル」の仕方を教わり、いよいよ練習前に高田先生が予告していた、先生たちとの勝負の始まりです。ルールは先生たちを倒して、肩を1秒つけてフォールを奪うこと。自分たちよりもはるかに大きな先生たちに立ち向かうのは、勇気がいることです。でも、「たった1秒ならできるかもしれない……」、そんな小さな可能性から、大きな勇気と自信を見出したキッズたちは、先生たちに全力でぶつかっていきました。そんな姿を見ていた高田先生も、キッズたちのチャレンジを受けました。大きな高田先生に挑むキッズたちの姿は、勇気と自信に満ち溢れていました。
レスリングが終わっても、もうひと頑張りです。最後の力を振り絞り、みんなで手をつなぎ、輪になってのスクワット。1人では無理でも、みんなで頑張れば達成できる。キッズたちはスクワットを通して、そんなこと実感できたに違いありません。最後はもも上げ、ジャンプ、バタ足、腕立て伏せをミックスした1分間のサーキットトレーニングでもしっかりと頑張る姿を見せてくれました。これには親御さんやご家族の方にも参加していただきましたが、キッズたちは大好きな人たちを応援する喜びを味わうことができましたし、親御さんたちはこの約3時間のトレーニングでの自分の子供たちの成長ぶりを実際に肌で感じていただくことができたのではないでしょうか?
こうして、『第58回DKC in 岐阜』はキッズたちの元気いっぱいな姿で溢れる素敵なイベントとなりました。
たくさんの元気なキッズたちに、向井先生は最後にこんな質問をしました。
向井先生「心に勇気と自信を持っている子?」
この向井先生の質問に、たくさんのキッズたちが手を挙げました。練習前には自信がなさ気だったキッズたちも、約3時間の練習を通して、すっかり勇気と自信を身につけていたのです。これには向井先生も驚き、こんな言葉を残してくれました。
向井先生「これは本当に凄い! 今日はみんなの心の中に入っていた、自分では気がついていなかった、『まさかこんなにできるとは……』っていう可能性を自分で引っ張り出して、達成感という形にして、自分の心の中にもう一度戻したの。これは凄いことだよ。もし、自分に自信がなくなったり、どうも勇気が持てないっていう時は今日のことを思い出してください。今日自分がゼロからどこまでできるようになったかということを、ちゃんと自分を褒める気持ちで思い出してください。それでも勇気が出ない時は、今日の練習の中に勇気が出るヒントをたくさん入れておきました。それを思い出してください」
そして、自らキッズとレスリング勝負に挑んだ高田先生もこんな挨拶をしてくれました。
高田先生「今日は一緒に素敵な時間作ろうぜって言ったけど、2つの約束を守ってくれて、凄く楽しかった。みんなと一緒に動くのは体力もいるし、凄くキツいのよ。だけど、苦しいのも忘れちゃうぐらい、楽しい時間だった。やっぱり、キミたちのパワーって凄いなって、改めて感じました」
主役のキッズたちの元気いっぱいの頑張りと、指導にあたってくれたスタッフや親御さん、スポンサー様、瑞浪市民の皆さんの協力で、『第58回 DKC in 岐阜』は素敵なイベントとなることができました。キッズたちが見せてくれた最高の笑顔は、みんなの明るい未来そのものです。初めての岐阜でのDKCでしたが、また元気な岐阜キッズたちに会えることを楽しみにしています!