2014年05月20日
DKCが博多に帰ってきた! 『第54回DKC in 博多』イベントレポート
【日時】2014年4月29日(火・祝) 午前の部(10:00~12:30)小学校1年生~2年生のクラス、午後の部(14:00~16:30)小学校3年生~6年生のクラス
【場所】アクシオン福岡・メインアリーナ
【参加キッズ数】小学校1年生~2年生のクラス、162名/小学校3年生~6年生のクラス、141名
高田道場が毎年春に博多で開催している恒例の“ダイヤモンド・キッズ・カレッジ”(DKC)が、昨年の福岡イベントより参加キッズ数50名増、会場も多目的ホールからメインアリーナへと規模を拡張して開催されました!
今年で7回目を迎える『DKC in 福岡』には、ゴールデンウィークにも関わらず多くのキッズ、ご家族の方が参加しました。「子ども達の心と身体を磨く場所」をモットーとするDKCは、今年も笑顔いっぱいのイベントとなりました。
いつも多くボランティアの方々に支えられているDKCですが、今回は地元・九州の玉名工業高校(熊本)、三井高校(福岡)のレスリング部の皆さんからご協力をいただきました。彼らと一緒にキッズたちの指導を務めるのは、もちろん高田道場代表の高田延彦先生、メインMCの向井亜紀先生をはじめとする高田道場のインストラクター、岩見谷智義先生、岩見谷千恵先生、佐藤亮太先生たちです。
■高田先生、向井先生からのメッセージ
イベントに先立ち、向井先生からキッズたちに「みなさんは自分に自信を持っていますか? 今日は初めてのことを一生懸命やって、『自分はこれだけ頑張れたんだぞ』という気持を持って、自分を好きになって、自信を持ってお家まで帰ってほしいです」というメッセージがありました。
続いてマイクをとった高田先生は、集まったキッズに「大きな声で元気よくあいさつすること」、「へたくそでもいいから最後まで全力で身体を動かすこと」という“二つの約束”をお願いしました。そして、自分たちより何倍も身体の大きい先生たちとレスリングで真剣勝負をして、倒してほしいと伝えました。
■いよいよ、DKCがスタート!
イベント開始に先立ち、福岡に拠点のある高田道場「やずやキッズクラブ」の道場生たちのデモンストレーションが行われ、いよいよ本編のスタート。まずは、準備運動から。今回から新しく導入された“お掃除体操”は、拭き掃除、掃き掃除などの動きを取り入れた体操です。コミカルな動きの中にも、手首、足首、腰、膝関節、肩、アキレス腱、屈伸運動など、多くの動作があります。軽快な『歩いて帰ろう』のリズムに乗って身体を動かせば、知らないうちに心も体もほぐれてきます。
身体がポッカポカに温まったら、次はビニールロープを使ったウォーミングアップ。ダッシュを基本とした直線的な動きだけでなく、ロープをジャンプで越えたり、くぐったりと立体的な動きをします。決められたテーマをこなした後は、インストラクターの先生たちともハイタッチを交わして、喜びを分かち合います。みんなが同じ運動をして汗を流すので、今日はじめて会った人たちとも仲良くなれます。
水分補給の休憩時間を挟み、次はチームに分かれたゲーム形式の運動です。チームが一丸となって紅白の札を裏返し、班ごとの対抗戦に取り組みます。はじめは高学年のチームが勝つことが多かったのですが、途中でインストラクターの先生やキッズたちで作戦会議。どうしたら効率的に動けるか対策を立てた結果……、低学年でも上級生のチームにチームワークで勝利する場面も見られました。
■レスリングを体験。高田先生ともスパーリング!
そして、いよいよレスリングの基礎運動! ほとんどの人が初体験のレスリングですが、インストラクターの先生が「いいお手本」「悪いお手本」などを分かりやすく見せてくれます。インストラクターの先生を相手に、構え方、タックルなど、レスリングに不可欠な動きを学んでいきます。
はじめてのことにも、楽しみながらレスリングの動きを学んでいくキッズたち。インストラクターの先生の腰と両足首にあるマジックテープを取る“トリプルバランス”では、自然に相手のバックに回ったり、足へタックルするレスリングの基本が学べます。この遊びはご家庭でもできるので、ご家族にも大好評のゲームです。
レスリングの基礎を体験したところで、次は先生たちを相手にレスリングで真剣勝負! 自分よりも何倍も大きな相手にタックルして相手を倒し、フォールするのが目標です。徐々に熱を帯びてきたキッズたちの顔を見て、我慢できなくなったのか、ここで高田先生もスパーリングに参加! 貴重な体験に目を輝かせて身体を動かすキッズの姿が印象的でした。
■みんなでやりきろう、総仕上げ!
この時点で2時間以上身体を動かしていましたが、ここで終わらないのがDKC。「はじめてのことを一生懸命やって、自信を持って家まで帰る」ために、DKCではみんなが一丸となって “達成感”が味わえるようサポートしています。“サーキットトレーニング”は、ジャンプ、バタ足、もも上げなど、不規則な動きで持久力を高める運動です。無酸素運動を一分間休みなく行う運動ですが、このコーナーでは、キッズたちだけでなく、ご家庭のみなさんにも同じ運動を体験していただきました。親子で一緒になって汗をかいて、みんな笑顔でいっぱいでした。
最後の総仕上げ、スクワット運動では、参加者全員がマットで輪になって手をつなぎ、午前30回、午後の部では100回ものスクワットを全員で行ないました。一人では続けられそうにない運動も、みんなで手をつないでやれば、やりとげる力が湧いてきます。参加者全員が一体となって、会場には心地の良い達成感が漂ってきました。最後は、整理体操で身体の疲労の蓄積や筋肉痛の防止して、運動はすべて終了。
■目標を達成した先にある“自信”のために…
イベントの最後、充実した表情を浮かべるキッズを前にして、向井先生は「今日の練習の中には、自分がどうやって自信を取り戻していいか分からなくなった時に思い出してほしい練習をいっぱい詰め込みました。今日の練習の中は、身体の練習もあったけど、心の練習もいっぱいありました。今日はとてもたくさんの人が自分に大きな自信を持てたと思います。自分の“思いっきり”がどこまで伸ばせるか、私たちも楽しみにしていますし、みなさんも自分のことを楽しみにしてくださいね」というDKCからの思いをあらためて贈ったのでした。
今回で54回を数えるDKCは、数多くの方々の協力によって成り立っています。インストラクターを務めた地元高校のレスリング部のみなさん、医療面をサポートする小児科の先生、整骨院の先生、レスリングマットの撤去、搬出をお手伝いしてくださったご父兄のみなさん…、イベント開催にご協力いただいた全ての方に、この場を借りて感謝申し上げます。
次で8回目となるDKC in福岡が、今から待ちきれません。次回も笑顔で会いましょう!
【場所】アクシオン福岡・メインアリーナ
【参加キッズ数】小学校1年生~2年生のクラス、162名/小学校3年生~6年生のクラス、141名
高田道場が毎年春に博多で開催している恒例の“ダイヤモンド・キッズ・カレッジ”(DKC)が、昨年の福岡イベントより参加キッズ数50名増、会場も多目的ホールからメインアリーナへと規模を拡張して開催されました!
今年で7回目を迎える『DKC in 福岡』には、ゴールデンウィークにも関わらず多くのキッズ、ご家族の方が参加しました。「子ども達の心と身体を磨く場所」をモットーとするDKCは、今年も笑顔いっぱいのイベントとなりました。
いつも多くボランティアの方々に支えられているDKCですが、今回は地元・九州の玉名工業高校(熊本)、三井高校(福岡)のレスリング部の皆さんからご協力をいただきました。彼らと一緒にキッズたちの指導を務めるのは、もちろん高田道場代表の高田延彦先生、メインMCの向井亜紀先生をはじめとする高田道場のインストラクター、岩見谷智義先生、岩見谷千恵先生、佐藤亮太先生たちです。
■高田先生、向井先生からのメッセージ
イベントに先立ち、向井先生からキッズたちに「みなさんは自分に自信を持っていますか? 今日は初めてのことを一生懸命やって、『自分はこれだけ頑張れたんだぞ』という気持を持って、自分を好きになって、自信を持ってお家まで帰ってほしいです」というメッセージがありました。
続いてマイクをとった高田先生は、集まったキッズに「大きな声で元気よくあいさつすること」、「へたくそでもいいから最後まで全力で身体を動かすこと」という“二つの約束”をお願いしました。そして、自分たちより何倍も身体の大きい先生たちとレスリングで真剣勝負をして、倒してほしいと伝えました。
■いよいよ、DKCがスタート!
イベント開始に先立ち、福岡に拠点のある高田道場「やずやキッズクラブ」の道場生たちのデモンストレーションが行われ、いよいよ本編のスタート。まずは、準備運動から。今回から新しく導入された“お掃除体操”は、拭き掃除、掃き掃除などの動きを取り入れた体操です。コミカルな動きの中にも、手首、足首、腰、膝関節、肩、アキレス腱、屈伸運動など、多くの動作があります。軽快な『歩いて帰ろう』のリズムに乗って身体を動かせば、知らないうちに心も体もほぐれてきます。
身体がポッカポカに温まったら、次はビニールロープを使ったウォーミングアップ。ダッシュを基本とした直線的な動きだけでなく、ロープをジャンプで越えたり、くぐったりと立体的な動きをします。決められたテーマをこなした後は、インストラクターの先生たちともハイタッチを交わして、喜びを分かち合います。みんなが同じ運動をして汗を流すので、今日はじめて会った人たちとも仲良くなれます。
水分補給の休憩時間を挟み、次はチームに分かれたゲーム形式の運動です。チームが一丸となって紅白の札を裏返し、班ごとの対抗戦に取り組みます。はじめは高学年のチームが勝つことが多かったのですが、途中でインストラクターの先生やキッズたちで作戦会議。どうしたら効率的に動けるか対策を立てた結果……、低学年でも上級生のチームにチームワークで勝利する場面も見られました。
■レスリングを体験。高田先生ともスパーリング!
そして、いよいよレスリングの基礎運動! ほとんどの人が初体験のレスリングですが、インストラクターの先生が「いいお手本」「悪いお手本」などを分かりやすく見せてくれます。インストラクターの先生を相手に、構え方、タックルなど、レスリングに不可欠な動きを学んでいきます。
はじめてのことにも、楽しみながらレスリングの動きを学んでいくキッズたち。インストラクターの先生の腰と両足首にあるマジックテープを取る“トリプルバランス”では、自然に相手のバックに回ったり、足へタックルするレスリングの基本が学べます。この遊びはご家庭でもできるので、ご家族にも大好評のゲームです。
レスリングの基礎を体験したところで、次は先生たちを相手にレスリングで真剣勝負! 自分よりも何倍も大きな相手にタックルして相手を倒し、フォールするのが目標です。徐々に熱を帯びてきたキッズたちの顔を見て、我慢できなくなったのか、ここで高田先生もスパーリングに参加! 貴重な体験に目を輝かせて身体を動かすキッズの姿が印象的でした。
■みんなでやりきろう、総仕上げ!
この時点で2時間以上身体を動かしていましたが、ここで終わらないのがDKC。「はじめてのことを一生懸命やって、自信を持って家まで帰る」ために、DKCではみんなが一丸となって “達成感”が味わえるようサポートしています。“サーキットトレーニング”は、ジャンプ、バタ足、もも上げなど、不規則な動きで持久力を高める運動です。無酸素運動を一分間休みなく行う運動ですが、このコーナーでは、キッズたちだけでなく、ご家庭のみなさんにも同じ運動を体験していただきました。親子で一緒になって汗をかいて、みんな笑顔でいっぱいでした。
最後の総仕上げ、スクワット運動では、参加者全員がマットで輪になって手をつなぎ、午前30回、午後の部では100回ものスクワットを全員で行ないました。一人では続けられそうにない運動も、みんなで手をつないでやれば、やりとげる力が湧いてきます。参加者全員が一体となって、会場には心地の良い達成感が漂ってきました。最後は、整理体操で身体の疲労の蓄積や筋肉痛の防止して、運動はすべて終了。
■目標を達成した先にある“自信”のために…
イベントの最後、充実した表情を浮かべるキッズを前にして、向井先生は「今日の練習の中には、自分がどうやって自信を取り戻していいか分からなくなった時に思い出してほしい練習をいっぱい詰め込みました。今日の練習の中は、身体の練習もあったけど、心の練習もいっぱいありました。今日はとてもたくさんの人が自分に大きな自信を持てたと思います。自分の“思いっきり”がどこまで伸ばせるか、私たちも楽しみにしていますし、みなさんも自分のことを楽しみにしてくださいね」というDKCからの思いをあらためて贈ったのでした。
今回で54回を数えるDKCは、数多くの方々の協力によって成り立っています。インストラクターを務めた地元高校のレスリング部のみなさん、医療面をサポートする小児科の先生、整骨院の先生、レスリングマットの撤去、搬出をお手伝いしてくださったご父兄のみなさん…、イベント開催にご協力いただいた全ての方に、この場を借りて感謝申し上げます。
次で8回目となるDKC in福岡が、今から待ちきれません。次回も笑顔で会いましょう!