2013年12月01日
文化の日といえば神戸! 『第51回 DKC in 神戸』イベントレポート
【日時】2013年11月3日(日)《小学校1年生~2年生のクラス10:00~12:30/小学校3年生~6年生のクラス14:00~16:30》
【場所】兵庫県・デュオこうべ
【参加キッズ数】小学校1年生~2年生のクラス 118人/小学校3年生~6年生のクラス 112人
50回目の節目を終えて、新たなるスタートを切った高田道場ダイヤモンドキッズカレッジ(以下、DKC)。その出発点となるのは、兵庫県・神戸市。4年連続の開催となる『第51回 DKC in 神戸』が、今年も『デュオこうべ』で行われました。
普段は学校の体育館等で開催されることが多いDKCですが、神戸大会はいつもとはちょっと違う雰囲気の場所で行われております。会場となった『デュオこうべ』は、ハーバーランドの玄関口として、神戸駅地下に広がるショッピングエリアなのです。
ですので、参加してくれたキッズたちの親御さん以外にも、買い物客などギャラリーがたくさん集まります。それもそのはず。買い物に行くときによく通る場所に、レスリングマットが3面敷かれていたら、気にならないわけがない! そして、この会場設営のお手伝い、さらに当日のキッズたちの先生として、奮闘してくれたのが、地元・兵庫の高校生たちです。今回は、育英高校、猪名川高校、六甲アイランド高校、市立伊丹高校、須磨翔風高校のレスリング部の生徒たちが参加してくれました。地元高校生たちの頑張りによってDKCが支えられていると言っても過言ではありません。
さらに、神戸大会と言えば、あのスーパーアスリートのことを忘れてはいけません。ゲスト講師として過去4回行われている神戸大会で3回参加してくださっている、その方とは、シドニー五輪レスリング銀メダリスト、現在は総合格闘家として活躍している永田克彦選手です! 永田選手は、午前・午後の部でそれぞれデモンストレーションを敢行。豪快な俵返しを披露し、キッズ、ギャラリーから大きなどよめきを集めました。
そんなスペシャル感満載で始まった『DKC in 神戸』。まずは、イベントの開始前に向井先生、高田先生の順番でキッズたちに約束があります。
向井先生
「今日はみんなが心の中で“恥ずかしいな……”“やめようかな……”と思っている気持ちに勝つ、そのためにどうやって強くなれるか、それをカラダ使ってもらって確かめてもらいます。今回はレスリングをやったことがある子もいますが、ほとんとが“はじめて頑張るぞ”という状態からスタートします。なので、できなくても当たり前です。だけど、そういう気持ちに勝って頑張り続けたら、自分はどこまで力を出せるのかを確かめてもらいます。みんな勇気を持ってます。だけど、自分に自信が持てなくなると、その勇気が出なくなっちゃいます。なので、今日はこの2時間半で、みんなに自信を持ってもらって、勇気をバンバン表に出してもらいます」
高田先生
「まず、話を聞くこと、これは当たり前。そうでないとケガをしてしまうからね。そのほかに、約束したいことが2つあります。ひとつ目、最初から最後まで“元気よく”挨拶をすること。これから、“お願いします”“ありがとうございます”という場面がいっぱい出てきます。そのときに、最後まで元気良く、ハッキリと挨拶してください。2つ目。せっかくなので、ここにいる強い先生たちと最後に試合をしてもらいます。みんなにはその試合に勝ってもらいたいんだ。勝つために今からする運動を、へたくそでもいいから力いっぱい、おもいっきり全力でやってください。。では、ケガのないように集中してやりましょう。今日はよろしくお願いします!」
「よろしくお願いしまーす!」
さあ、いよいよDKCがスタートです。約2時間半にわたるプログラムは、内容が盛りだくさん。キッズたちには、「試合(レスリング)で大きい先生に勝つ」という目標が与えられていますが、それ以外にもトレーニングを通じて学ぶことはたくさんあります。
そのなかの一つが「挨拶」です。走るトレーニングのときは、先生に「次の人!」と呼ばれたら、手を挙げて「はーい!」と大きな声で返事をしないと、スタートのホイッスルが吹かれません。他にも、二人一組になって行う運動では、始める前には「よろしくお願いします!」と握手をしてからスタート。そして、終わったときには、お互いの頑張りを称え合って「やったー! イエーイ!!」とハイタッチをして喜びをわかちあう、というルールになっています。
スタート時は、初めて会うお友達が多いこともあってか、やはり恥ずかしさもあるのでしょう。キッズたちの声もどことなく余所行きな感じです。それが2時間半のトレーニングを終えたときには、あらビックリ。キッズたちの大きな声が会場に響き渡ります。
DKCでは、2時間半の間に以下のトレーニングを行います。
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■準備運動
EXILEの『Choo Choo TRAIN』にあわせてノリノリでカラダを動かそう!
■ウォーミングアップ
ダッシュ、ロープ跳びダッシュ、クマ歩きなど様々な走るトレーニングをします。広い会場を全速力で駆け抜けろ!
■紅白札合戦
キッズたちにも大人気のゲーム式トレーニング。みんなとのチームワークで、素早く札をひっくり返そう!
■レスリングの基礎運動
構え方、タックルなどレスリングの基礎を学びます。先生が相手をしてくれるので、おもいっきりタックルでぶつかっても大丈夫です。
■トリプルバランス
これもキッズたちに人気があるゲーム式トレーニング。相手の両足首、腰の3ヶ所についたマジックテープを獲ったら勝ち、というルールです。ご家庭でも行えます。
■先生たちとのレスリング対決
レスリングの基礎を学んだところで、いよいよ先生と対決! 学んだことができれば、大きな先生を倒すこともできるぞ!
■サーキットトレーニング
1分間に複数の運動を不規則な順番で行っていくトレーニングです。持久力のアップにも繋がります。DKCでは、キッズたちが行った後に、親御さんもチャレンジします。1分後には、きっと我が子の凄さを体感することに違いありません。
■スクワット
下半身の筋力をつける屈伸運動です。午前(低学年)の部では50回、午後(中・高学年)の部では100回を目標に、みんなで手を繋いで大きな輪になって行います。
■整理体操
運動の最後に行うストレッチ運動です。疲労の蓄積や、筋肉痛の防止をします。
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これだけ見ると、「大丈夫かな?」と不安になるかもしれませんが、集中して行えばあっという間です。もちろん運動の間には給水タイムが設けられていますので、ご安心ください。また、万が一、運動中にケガをしてしまった場合も、DKCでは小児科の先生、整骨院の先生が救護班としてスタンバイしていますので、すぐに手当てを行います。キッズたちが元気良く運動をできるサポートは万全です。
午前、午後にそれぞれ2時間半のトレーニングを終えて、キラッキラに輝く笑顔を見せるキッズたち。
「レスリングを教えてもらって、心が強くなったかなと思います」
「すごく楽しくて、また来たいと思いました」
「恥ずかしいから学校でも発表とかができなかったのに、こうして最後に発表する自信が持てたので良かったと思いました」
キッズたちの感想に、向井先生も感動して目がウルウルです。さらに、この日の午前の部では、向井先生をさらに感動させるサプライズが!『DKC in 神戸』が開催された11月3日は、向井先生のバースデーなのです! ということで、午前の部の終わりで高田先生から、そのことが告げられると、ギャラリーの方々から一斉にクラッカーが。そして、みんなでハッピーバースデーを歌って向井先生の誕生日をお祝いしました。向井先生、おめでとうございます!
こうして、4回目の開催となった『DKC in 神戸』も大盛況のうちに幕を閉じました。神戸のキッズたち、また来年の文化の日に再会しましょう!
【場所】兵庫県・デュオこうべ
【参加キッズ数】小学校1年生~2年生のクラス 118人/小学校3年生~6年生のクラス 112人
50回目の節目を終えて、新たなるスタートを切った高田道場ダイヤモンドキッズカレッジ(以下、DKC)。その出発点となるのは、兵庫県・神戸市。4年連続の開催となる『第51回 DKC in 神戸』が、今年も『デュオこうべ』で行われました。
普段は学校の体育館等で開催されることが多いDKCですが、神戸大会はいつもとはちょっと違う雰囲気の場所で行われております。会場となった『デュオこうべ』は、ハーバーランドの玄関口として、神戸駅地下に広がるショッピングエリアなのです。
ですので、参加してくれたキッズたちの親御さん以外にも、買い物客などギャラリーがたくさん集まります。それもそのはず。買い物に行くときによく通る場所に、レスリングマットが3面敷かれていたら、気にならないわけがない! そして、この会場設営のお手伝い、さらに当日のキッズたちの先生として、奮闘してくれたのが、地元・兵庫の高校生たちです。今回は、育英高校、猪名川高校、六甲アイランド高校、市立伊丹高校、須磨翔風高校のレスリング部の生徒たちが参加してくれました。地元高校生たちの頑張りによってDKCが支えられていると言っても過言ではありません。
さらに、神戸大会と言えば、あのスーパーアスリートのことを忘れてはいけません。ゲスト講師として過去4回行われている神戸大会で3回参加してくださっている、その方とは、シドニー五輪レスリング銀メダリスト、現在は総合格闘家として活躍している永田克彦選手です! 永田選手は、午前・午後の部でそれぞれデモンストレーションを敢行。豪快な俵返しを披露し、キッズ、ギャラリーから大きなどよめきを集めました。
そんなスペシャル感満載で始まった『DKC in 神戸』。まずは、イベントの開始前に向井先生、高田先生の順番でキッズたちに約束があります。
向井先生
「今日はみんなが心の中で“恥ずかしいな……”“やめようかな……”と思っている気持ちに勝つ、そのためにどうやって強くなれるか、それをカラダ使ってもらって確かめてもらいます。今回はレスリングをやったことがある子もいますが、ほとんとが“はじめて頑張るぞ”という状態からスタートします。なので、できなくても当たり前です。だけど、そういう気持ちに勝って頑張り続けたら、自分はどこまで力を出せるのかを確かめてもらいます。みんな勇気を持ってます。だけど、自分に自信が持てなくなると、その勇気が出なくなっちゃいます。なので、今日はこの2時間半で、みんなに自信を持ってもらって、勇気をバンバン表に出してもらいます」
高田先生
「まず、話を聞くこと、これは当たり前。そうでないとケガをしてしまうからね。そのほかに、約束したいことが2つあります。ひとつ目、最初から最後まで“元気よく”挨拶をすること。これから、“お願いします”“ありがとうございます”という場面がいっぱい出てきます。そのときに、最後まで元気良く、ハッキリと挨拶してください。2つ目。せっかくなので、ここにいる強い先生たちと最後に試合をしてもらいます。みんなにはその試合に勝ってもらいたいんだ。勝つために今からする運動を、へたくそでもいいから力いっぱい、おもいっきり全力でやってください。。では、ケガのないように集中してやりましょう。今日はよろしくお願いします!」
「よろしくお願いしまーす!」
さあ、いよいよDKCがスタートです。約2時間半にわたるプログラムは、内容が盛りだくさん。キッズたちには、「試合(レスリング)で大きい先生に勝つ」という目標が与えられていますが、それ以外にもトレーニングを通じて学ぶことはたくさんあります。
そのなかの一つが「挨拶」です。走るトレーニングのときは、先生に「次の人!」と呼ばれたら、手を挙げて「はーい!」と大きな声で返事をしないと、スタートのホイッスルが吹かれません。他にも、二人一組になって行う運動では、始める前には「よろしくお願いします!」と握手をしてからスタート。そして、終わったときには、お互いの頑張りを称え合って「やったー! イエーイ!!」とハイタッチをして喜びをわかちあう、というルールになっています。
スタート時は、初めて会うお友達が多いこともあってか、やはり恥ずかしさもあるのでしょう。キッズたちの声もどことなく余所行きな感じです。それが2時間半のトレーニングを終えたときには、あらビックリ。キッズたちの大きな声が会場に響き渡ります。
DKCでは、2時間半の間に以下のトレーニングを行います。
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■準備運動
EXILEの『Choo Choo TRAIN』にあわせてノリノリでカラダを動かそう!
■ウォーミングアップ
ダッシュ、ロープ跳びダッシュ、クマ歩きなど様々な走るトレーニングをします。広い会場を全速力で駆け抜けろ!
■紅白札合戦
キッズたちにも大人気のゲーム式トレーニング。みんなとのチームワークで、素早く札をひっくり返そう!
■レスリングの基礎運動
構え方、タックルなどレスリングの基礎を学びます。先生が相手をしてくれるので、おもいっきりタックルでぶつかっても大丈夫です。
■トリプルバランス
これもキッズたちに人気があるゲーム式トレーニング。相手の両足首、腰の3ヶ所についたマジックテープを獲ったら勝ち、というルールです。ご家庭でも行えます。
■先生たちとのレスリング対決
レスリングの基礎を学んだところで、いよいよ先生と対決! 学んだことができれば、大きな先生を倒すこともできるぞ!
■サーキットトレーニング
1分間に複数の運動を不規則な順番で行っていくトレーニングです。持久力のアップにも繋がります。DKCでは、キッズたちが行った後に、親御さんもチャレンジします。1分後には、きっと我が子の凄さを体感することに違いありません。
■スクワット
下半身の筋力をつける屈伸運動です。午前(低学年)の部では50回、午後(中・高学年)の部では100回を目標に、みんなで手を繋いで大きな輪になって行います。
■整理体操
運動の最後に行うストレッチ運動です。疲労の蓄積や、筋肉痛の防止をします。
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これだけ見ると、「大丈夫かな?」と不安になるかもしれませんが、集中して行えばあっという間です。もちろん運動の間には給水タイムが設けられていますので、ご安心ください。また、万が一、運動中にケガをしてしまった場合も、DKCでは小児科の先生、整骨院の先生が救護班としてスタンバイしていますので、すぐに手当てを行います。キッズたちが元気良く運動をできるサポートは万全です。
午前、午後にそれぞれ2時間半のトレーニングを終えて、キラッキラに輝く笑顔を見せるキッズたち。
「レスリングを教えてもらって、心が強くなったかなと思います」
「すごく楽しくて、また来たいと思いました」
「恥ずかしいから学校でも発表とかができなかったのに、こうして最後に発表する自信が持てたので良かったと思いました」
キッズたちの感想に、向井先生も感動して目がウルウルです。さらに、この日の午前の部では、向井先生をさらに感動させるサプライズが!『DKC in 神戸』が開催された11月3日は、向井先生のバースデーなのです! ということで、午前の部の終わりで高田先生から、そのことが告げられると、ギャラリーの方々から一斉にクラッカーが。そして、みんなでハッピーバースデーを歌って向井先生の誕生日をお祝いしました。向井先生、おめでとうございます!
こうして、4回目の開催となった『DKC in 神戸』も大盛況のうちに幕を閉じました。神戸のキッズたち、また来年の文化の日に再会しましょう!