2013年08月02日
はじめての開催! 『第48回 DKC in 大分』イベントレポート
【日時】2013年7月7日(日)《小学1年生~小学2年生の部10:00~12:00/小学3年生~6年生の部14:00~16:00》
【場所】別府市総合体育館「べっぷアリーナ」
【参加キッズ数】小学1年生~小学2年生の部286人/小学3年生~6年生の部270人
3月福岡、6月鹿児島に続き今年3回目の九州開催となった高田道場のダイヤモンド・キッズ・カレッジ(以下DKC)。今回は、日本有数の温泉地・別府市にて、大分では初開催となる『DKC in 大分』を行いました!
DKC開催前日の7月6日(土)には、高田道場代表の高田延彦先生、向井亜紀先生、そして地元・小学生のみなさん、日本文理大学の学生スタッフ有志とDKCスタッフらが、東日本大震災復興支援として、買い物客でにぎわうパークプレイス大分にて募金活動を行いました。
募金活動直前には強い雨が降るなど天候も心配されたなか、当日はたくさんの方々のご協力により、129,259円もの支援金が集まりました。また、募金活動と平行して行っております被災地の子どもたちへ送るイラストメッセージも、大分のたくさんの子どもたちが一枚一枚、気持ちを込めて描いてくださいました。「子どもたちの手から手へ」。そのダイヤモンドのように輝く元気が伝わっていくよう、未来を担う子どもたちが温かく手をつなぎあってくれるよう、高田道場はこれからもお手伝いを続けてまいります。
そして、翌23日(日)。会場となる別府市総合体育館「べっぷアリーナ」には、DKC史上最多となる約600人のキッズたちが集まってくれました。それにしても、この「べっぷアリーナ」、メインアリーナがとにかく広い! なんとフロアには、これもDKCでは最多となるレスリングマット6面(通常は多くても4面)が敷かれました。
それもそのはずで、このメインアリーナでは、バスケットボールのbjリーグ、バレーボールのVプレミアリーグ、フットサルのFリーグなど日本のスポーツのトップリーグ公式戦が行われているんです。
今年7月で開館10周年を迎えた「べっぷアリーナ」。今回の『DKC in 大分』は、開館10周年記念イベントとして開催されました。そんな記念すべきイベントに、別府市の浜田博市長もキッズたちの応援に駆けつけてくださいました。
いよいよ大分初となるDKCがスタートです! 今回、大分のキッズたちを指導する担当の先生は、DKC主宰者であり高田道場代表の高田延彦先生、メインMCを務める向井亜紀先生、佐藤亮太先生をはじめとする高田道場キッズレスリングのコーチに、「救護班」のノリ先生&ミホ先生というレギュラー陣。
そして、レスリングの強豪校・日本文理大学レスリング部の皆さん、日本文理高校レスリング部の皆さん、津久見高校レスリング部の皆さん、佐伯鶴岡高校レスリング部の皆さん。さらに、バルセロナオリンピック出場、現在は大分県・日本文理大学でレスリング部監督を務めている安達巧先生も前回の鹿児島に続いての参加です。
DKC第1回大会から応援に駆けつけてくださっている安達先生は、2006年からはじまったDKCの歴史を知る貴重な証言者でもあります。そんなDKCをよく知る男、安達先生の思いが実を結び、48回目にしてはじめての大分開催となりました。今回の先生は約70名。しかも、先生たちは皆、レスリングに精通しています。指導員の充実はDKCの自慢でもあります。
さあ、DKCがスタート! まずは、イベントの開始前に向井先生、高田先生からキッズたちに約束があります。
向井先生
「今日ははじめてだからどうしよう、怖いな、恥ずかしいな、という自分の心の中に芽生えた気持ちに今日は勝ってください。みんな、勇気を出してください。みんなは勇気を持っています。だけど、その出し方をわからない人もいます。今日は身体を動かすことで勇気の出し方を試してみてください。
高田先生
「今から言う2つの約束をしてください。ひとつ目、最初から最後まで“元気よく”挨拶をすること。これから、“お願いします”“ありがとうございます”という場面がたくさん出てきます。そのときに元気良く、ハッキリと挨拶してください。いいですか? そして、2つ目。ここにいる強い先生たちと最後に試合をしてもらいます。みんなにはその試合に勝ってもらいたいんだ。勝つために今からする運動はどれも大切です。その運動を、へたくそでもいいから力いっぱい、おもいっきり全力でやってください。もし、“ジャンプ”と言ったら、頭が天井にぶつかるぐらいジャンプする。そういう気持ちでジャンプしてください。走るときは新幹線より速く走ってください。では、今日はよろしくお願いします!」
「よろしくお願いしまーす!」
まずは、おもいっきり身体を動かすための準備運動から。EXILEの『Choo Choo TRAIN』にあわせてストレッチ運動です。曲のリズムにあわせて、ボクシング、水泳、重量挙げ、卓球、サッカー、ハンマー投げなど様々なスポーツの動きをしてストレッチ。そして最後は、曲の終わりに合わせてかっこ良く決めポーズ! 今回も楽しく、しっかり体をほぐしました。
続いてはウォーミングアップ。大きなマットの端から端までを全速力でダッシュです。
「次の人!」と先生に言われたら、「ハ~イ!」と元気よく返事をして、マットの反対側で待っている先生たちのところに向かってダッシュ。さらに、途中で腰の高さまであるロープを飛び越えたり、くぐったり、さらにはクマ歩き、カエル跳びジャンプ、ワニ歩きなどのバリエーションも加えてチャレンジします。どれも運動神経やバランス感覚を養うために効果的なトレーニングです。
そして次は、スピード、チームワークが必要となるゲーム形式のトレーニング。その名も「紅白札合戦」。レスリングマットのサークル内にばら撒かれた表が紅、裏が白の札を、みんなと協力して早く裏返しにしながら他のグループとスピードを競います。さらに、マット内はすべてヒザ立ちの体勢で移動しなければいけません。
学年ごとに分けてのグループ対抗戦。やはり最初は上級生グループが優勢。ですが、ゲームを繰り返すことでコツを掴んだ下級生グループも徐々に追い上げ、あと一歩のところまで迫ってきます。そして、ついに下級生グループが勝利をあげると、「やったー! イエーイ!!」とみんな大喜びです。
白熱した「紅白札合戦」を終え、いよいよキッズたちは本格的なレスリングのトレーニングに突入。まずは、レスリング基本となる「構え」から。どんなスポーツでも「構え」がきちんとできていなければ力を発揮できません。先生たちのお手本をしっかりと見て、かっこいい構えをおぼえましょう。
かっこいい構えを教わったら、続いてはタックルです。ここからは先生を相手にタックルの練習を行います。まずは、おぼえたばかりの構えから、先生の腰のあたりに自分のほっぺたを付けます。次に、先生のヒザの裏に手をまわして「ハグ」。しっかりと掴みます。そして最後は、自分の胸を先生にくっつけながら「体当たり」。このようにテコの要領を使えば、子どもの力でも大きな先生を倒すことができるのです。
先生たちとの試合に向けてトレーニングも大詰め。続いては、キッズたちにも人気のトリプルバランスです。野球、サッカーなどでソックスを止めるために使うマジックテープを、先生たちは両足首、腰の3ヶ所にセット。キッズたちが時間内にテープを取ることができれば、キッズの勝利となります。
もちろん、先生たちはキッズたちに取られまいと身体を動かして逃げるので、キッズたちは先ほど覚えたタックルで先生を捕まえて、動きを止めている間にマジックテープを奪わなければいけません。積極的に先生を捕まえにいくのがこのゲームの必勝法となります。
さあこれで準備万端、ついに先生たちとレスリング対決です! 大きな先生たちに恐れることなく、勇気を持っておもいっきりぶつかっていきましょう。大分のキッズたちは、果敢にも自分より大きな先生に立ち向かっていきました。するとどうでしょう、先生から見事なタックルを決め、すかさず押さえ込んでフォールを奪うキッズたち。構えを教わってからわずかの時間で、大きな先生たちをレスリングで倒すことができちゃいました! 先生との試合に勝ったキッズたちもニッコリ笑顔で大喜びです。
先生たちとのレスリング対決を終え、残すトレーニングはあと2つ。大きな先生たちをレスリングで倒すという大きな目標を達成したキッズたちは、さらなる目標にチャレンジします。そのひとつ目の種目。まずは、一分間の「サーキットトレーニング」です。高田先生が指示する4つの運動、「ジャンプ」「バタ足」「もも上げ」「足タッチ」を休みなくランダムに行います。筋力量を増やしたり、俊敏性をアップさせるのに効果があるトレーニングですが、これが思っている以上にハードなのです。
では、どれだけハードなのか、ここで「番外編」。ギャラリーのお父さん、お母さんたちもサーキットトレーニングにチャレンジです。日頃の運動不足からか、わずか数十秒で悲鳴をあげるお父さんもいたりと、実際にキッズたちと同じメニューのトレーニングをやってみることで、キッズたちのすごさを実感したに違いないでしょう。
そして、いよいよ最後のメニューは、DKCでは恒例となっている、みんなで手をつないでひとつの輪になっての「全員スクワット」です。今回は、午前の部60回、午後の部61回の目標が設定され、もちろんひとりも脱落することなく目標達成。最後はみんなで一緒に、「ヤッター! イエーイ!!」と喜びを分かち合いました。
すべてのメニューを完璧にこなし、最後は整理体操。これでイベントは終了となります。
終了後の挨拶では、
向井先生「今日どれだけ頑張れたか、どれだけチャレンジできたか、はじめて会った先生にどんな思いでぶつかっていったか、思い出してください。みんな、自信を持てましたか? “自信が持てた!”という人は手を挙げてください(ほぼ全員のキッズたちが手を挙げる)。この達成感、自信を忘れないでください。宝物にして幸せな毎日をすごしてください。みんなの頑張りに先生たちも驚きました。ただし、この強くなった気持ちは、弱い人へは試さないでください。強くなった自分を試したい人は、強い人に向かって“お願いします!”とチャレンジしてください。負けてもいいです。負けてもどうしてダメだったのか考えられる。もし勝ったら、これはすごいことです。これからどんどんチャレンジしてください。楽しみにしています」
高田先生「今日は100点満点、最高の時間が作れたと思います。今回をきっかけにわれわれがまた別府に来れるように、これから一年間、DKCで全国をまわって頑張ってきますので、楽しみにしてください。今日はたくさん運動をしたから、明日また元気良く学校に行けるように、おうちに帰ったら、うがいをして、お風呂に入って汗を流し、ご飯をいっぱい食べ、いつもより早く寝てください。今日は最高の時間をすごすことができました。ありがとうございます!」
約2時間半のトレーニング、大分のキッズたち、よく頑張りました! こうして、はじめての開催となった『DKC in 大分』は大成功。大分のキッズたち、また来年、今よりも元気良く、たくましい姿でまた会いましょう!
【場所】別府市総合体育館「べっぷアリーナ」
【参加キッズ数】小学1年生~小学2年生の部286人/小学3年生~6年生の部270人
3月福岡、6月鹿児島に続き今年3回目の九州開催となった高田道場のダイヤモンド・キッズ・カレッジ(以下DKC)。今回は、日本有数の温泉地・別府市にて、大分では初開催となる『DKC in 大分』を行いました!
DKC開催前日の7月6日(土)には、高田道場代表の高田延彦先生、向井亜紀先生、そして地元・小学生のみなさん、日本文理大学の学生スタッフ有志とDKCスタッフらが、東日本大震災復興支援として、買い物客でにぎわうパークプレイス大分にて募金活動を行いました。
募金活動直前には強い雨が降るなど天候も心配されたなか、当日はたくさんの方々のご協力により、129,259円もの支援金が集まりました。また、募金活動と平行して行っております被災地の子どもたちへ送るイラストメッセージも、大分のたくさんの子どもたちが一枚一枚、気持ちを込めて描いてくださいました。「子どもたちの手から手へ」。そのダイヤモンドのように輝く元気が伝わっていくよう、未来を担う子どもたちが温かく手をつなぎあってくれるよう、高田道場はこれからもお手伝いを続けてまいります。
そして、翌23日(日)。会場となる別府市総合体育館「べっぷアリーナ」には、DKC史上最多となる約600人のキッズたちが集まってくれました。それにしても、この「べっぷアリーナ」、メインアリーナがとにかく広い! なんとフロアには、これもDKCでは最多となるレスリングマット6面(通常は多くても4面)が敷かれました。
それもそのはずで、このメインアリーナでは、バスケットボールのbjリーグ、バレーボールのVプレミアリーグ、フットサルのFリーグなど日本のスポーツのトップリーグ公式戦が行われているんです。
今年7月で開館10周年を迎えた「べっぷアリーナ」。今回の『DKC in 大分』は、開館10周年記念イベントとして開催されました。そんな記念すべきイベントに、別府市の浜田博市長もキッズたちの応援に駆けつけてくださいました。
いよいよ大分初となるDKCがスタートです! 今回、大分のキッズたちを指導する担当の先生は、DKC主宰者であり高田道場代表の高田延彦先生、メインMCを務める向井亜紀先生、佐藤亮太先生をはじめとする高田道場キッズレスリングのコーチに、「救護班」のノリ先生&ミホ先生というレギュラー陣。
そして、レスリングの強豪校・日本文理大学レスリング部の皆さん、日本文理高校レスリング部の皆さん、津久見高校レスリング部の皆さん、佐伯鶴岡高校レスリング部の皆さん。さらに、バルセロナオリンピック出場、現在は大分県・日本文理大学でレスリング部監督を務めている安達巧先生も前回の鹿児島に続いての参加です。
DKC第1回大会から応援に駆けつけてくださっている安達先生は、2006年からはじまったDKCの歴史を知る貴重な証言者でもあります。そんなDKCをよく知る男、安達先生の思いが実を結び、48回目にしてはじめての大分開催となりました。今回の先生は約70名。しかも、先生たちは皆、レスリングに精通しています。指導員の充実はDKCの自慢でもあります。
さあ、DKCがスタート! まずは、イベントの開始前に向井先生、高田先生からキッズたちに約束があります。
向井先生
「今日ははじめてだからどうしよう、怖いな、恥ずかしいな、という自分の心の中に芽生えた気持ちに今日は勝ってください。みんな、勇気を出してください。みんなは勇気を持っています。だけど、その出し方をわからない人もいます。今日は身体を動かすことで勇気の出し方を試してみてください。
高田先生
「今から言う2つの約束をしてください。ひとつ目、最初から最後まで“元気よく”挨拶をすること。これから、“お願いします”“ありがとうございます”という場面がたくさん出てきます。そのときに元気良く、ハッキリと挨拶してください。いいですか? そして、2つ目。ここにいる強い先生たちと最後に試合をしてもらいます。みんなにはその試合に勝ってもらいたいんだ。勝つために今からする運動はどれも大切です。その運動を、へたくそでもいいから力いっぱい、おもいっきり全力でやってください。もし、“ジャンプ”と言ったら、頭が天井にぶつかるぐらいジャンプする。そういう気持ちでジャンプしてください。走るときは新幹線より速く走ってください。では、今日はよろしくお願いします!」
「よろしくお願いしまーす!」
まずは、おもいっきり身体を動かすための準備運動から。EXILEの『Choo Choo TRAIN』にあわせてストレッチ運動です。曲のリズムにあわせて、ボクシング、水泳、重量挙げ、卓球、サッカー、ハンマー投げなど様々なスポーツの動きをしてストレッチ。そして最後は、曲の終わりに合わせてかっこ良く決めポーズ! 今回も楽しく、しっかり体をほぐしました。
続いてはウォーミングアップ。大きなマットの端から端までを全速力でダッシュです。
「次の人!」と先生に言われたら、「ハ~イ!」と元気よく返事をして、マットの反対側で待っている先生たちのところに向かってダッシュ。さらに、途中で腰の高さまであるロープを飛び越えたり、くぐったり、さらにはクマ歩き、カエル跳びジャンプ、ワニ歩きなどのバリエーションも加えてチャレンジします。どれも運動神経やバランス感覚を養うために効果的なトレーニングです。
そして次は、スピード、チームワークが必要となるゲーム形式のトレーニング。その名も「紅白札合戦」。レスリングマットのサークル内にばら撒かれた表が紅、裏が白の札を、みんなと協力して早く裏返しにしながら他のグループとスピードを競います。さらに、マット内はすべてヒザ立ちの体勢で移動しなければいけません。
学年ごとに分けてのグループ対抗戦。やはり最初は上級生グループが優勢。ですが、ゲームを繰り返すことでコツを掴んだ下級生グループも徐々に追い上げ、あと一歩のところまで迫ってきます。そして、ついに下級生グループが勝利をあげると、「やったー! イエーイ!!」とみんな大喜びです。
白熱した「紅白札合戦」を終え、いよいよキッズたちは本格的なレスリングのトレーニングに突入。まずは、レスリング基本となる「構え」から。どんなスポーツでも「構え」がきちんとできていなければ力を発揮できません。先生たちのお手本をしっかりと見て、かっこいい構えをおぼえましょう。
かっこいい構えを教わったら、続いてはタックルです。ここからは先生を相手にタックルの練習を行います。まずは、おぼえたばかりの構えから、先生の腰のあたりに自分のほっぺたを付けます。次に、先生のヒザの裏に手をまわして「ハグ」。しっかりと掴みます。そして最後は、自分の胸を先生にくっつけながら「体当たり」。このようにテコの要領を使えば、子どもの力でも大きな先生を倒すことができるのです。
先生たちとの試合に向けてトレーニングも大詰め。続いては、キッズたちにも人気のトリプルバランスです。野球、サッカーなどでソックスを止めるために使うマジックテープを、先生たちは両足首、腰の3ヶ所にセット。キッズたちが時間内にテープを取ることができれば、キッズの勝利となります。
もちろん、先生たちはキッズたちに取られまいと身体を動かして逃げるので、キッズたちは先ほど覚えたタックルで先生を捕まえて、動きを止めている間にマジックテープを奪わなければいけません。積極的に先生を捕まえにいくのがこのゲームの必勝法となります。
さあこれで準備万端、ついに先生たちとレスリング対決です! 大きな先生たちに恐れることなく、勇気を持っておもいっきりぶつかっていきましょう。大分のキッズたちは、果敢にも自分より大きな先生に立ち向かっていきました。するとどうでしょう、先生から見事なタックルを決め、すかさず押さえ込んでフォールを奪うキッズたち。構えを教わってからわずかの時間で、大きな先生たちをレスリングで倒すことができちゃいました! 先生との試合に勝ったキッズたちもニッコリ笑顔で大喜びです。
先生たちとのレスリング対決を終え、残すトレーニングはあと2つ。大きな先生たちをレスリングで倒すという大きな目標を達成したキッズたちは、さらなる目標にチャレンジします。そのひとつ目の種目。まずは、一分間の「サーキットトレーニング」です。高田先生が指示する4つの運動、「ジャンプ」「バタ足」「もも上げ」「足タッチ」を休みなくランダムに行います。筋力量を増やしたり、俊敏性をアップさせるのに効果があるトレーニングですが、これが思っている以上にハードなのです。
では、どれだけハードなのか、ここで「番外編」。ギャラリーのお父さん、お母さんたちもサーキットトレーニングにチャレンジです。日頃の運動不足からか、わずか数十秒で悲鳴をあげるお父さんもいたりと、実際にキッズたちと同じメニューのトレーニングをやってみることで、キッズたちのすごさを実感したに違いないでしょう。
そして、いよいよ最後のメニューは、DKCでは恒例となっている、みんなで手をつないでひとつの輪になっての「全員スクワット」です。今回は、午前の部60回、午後の部61回の目標が設定され、もちろんひとりも脱落することなく目標達成。最後はみんなで一緒に、「ヤッター! イエーイ!!」と喜びを分かち合いました。
すべてのメニューを完璧にこなし、最後は整理体操。これでイベントは終了となります。
終了後の挨拶では、
向井先生「今日どれだけ頑張れたか、どれだけチャレンジできたか、はじめて会った先生にどんな思いでぶつかっていったか、思い出してください。みんな、自信を持てましたか? “自信が持てた!”という人は手を挙げてください(ほぼ全員のキッズたちが手を挙げる)。この達成感、自信を忘れないでください。宝物にして幸せな毎日をすごしてください。みんなの頑張りに先生たちも驚きました。ただし、この強くなった気持ちは、弱い人へは試さないでください。強くなった自分を試したい人は、強い人に向かって“お願いします!”とチャレンジしてください。負けてもいいです。負けてもどうしてダメだったのか考えられる。もし勝ったら、これはすごいことです。これからどんどんチャレンジしてください。楽しみにしています」
高田先生「今日は100点満点、最高の時間が作れたと思います。今回をきっかけにわれわれがまた別府に来れるように、これから一年間、DKCで全国をまわって頑張ってきますので、楽しみにしてください。今日はたくさん運動をしたから、明日また元気良く学校に行けるように、おうちに帰ったら、うがいをして、お風呂に入って汗を流し、ご飯をいっぱい食べ、いつもより早く寝てください。今日は最高の時間をすごすことができました。ありがとうございます!」
約2時間半のトレーニング、大分のキッズたち、よく頑張りました! こうして、はじめての開催となった『DKC in 大分』は大成功。大分のキッズたち、また来年、今よりも元気良く、たくましい姿でまた会いましょう!