2023年09月13日
第115回ダイヤモンドキッズカレッジ～ファミリーで強くなる～in宮古
8月19日、岩手県宮古市の宮古市民総合体育館（シーアリーナ）で第115回ダイヤモンドキッズカレッジが開催されました。
宮古市での開催は1年ぶり、宮古市では10回目という記念すべき大会です。今回もいままで同様、山本正德市長をはじめ、街をあげて盛り上げていただき、大変素晴らしい大会になりました。
イベント開始前、山本市長から髙田延彦先生と向井亜紀先生に感謝状が贈られました。10年間にわたって宮古市でDKCを開催し、子供たちの体力作りやスポーツを楽しめる環境づくりに貢献したことに対する表彰です。記念品として宮古市で作成した大漁旗が贈られました。素敵なサプライズに髙田先生も見た瞬間「すーごい！」とニッコリ。向井先生も感激していました。
2011年に東日本大震災で大きな打撃を受けた宮古市で、山本市長が「子供たちが元気なら、その街の未来は拓けるんだ」と声を上げて、DKCの開催をしたことがきっかけとなり、DKCとは深い絆でずっと結ばれています。今回の開催にあたって山本市長は「このイベントを通じて子供たちの体力、元気を養っていきたいと思います。子供たちの健やかな成長を願っています。楽しんでたくさんのことを学んでほしいと思います」とスピーチしました。
今回は40組80名の親子がペアを組んで、約2時間半の運動を行いました。マスクの着用は自由、マットを消毒した上で、各参加者のマットの距離を確保しての開催です。
「これから始まるけど、運動が終わった時にどう感じるかな？ 退屈だと長く感じるだろうし、楽しければあっという間に終わってしまう。時間の経過を感じながら参加してください」と髙田先生が熱いメッセージを子供たちに語りかけます。果たして子供たちは、運動の中で何を感じるでしょうか？
さらに「最近、脳科学者の第一人者がこんなことを言っています。『脳は体の一部ではない。じつは体こそが脳の一部です。脳をいつも健康に保つには、薬でもセラピーでもなく、ベストなのは運動なんです』こんな研究結果が出ているそうです。みんなが健康に、気持ちいい状態になれるように一緒に楽しんでいきましょう」というお話もありました。ストレスの多い時代の中で、きっと大人にとっても運動は必要なのです。
親子で運動する機会はなかなか多くないので、最初は親も子も遠慮がちでしたが、運動が始まると、その距離はどんどん縮まっていきます。準備運動は向井先生考案の「おそうじ体操」。新体操とお掃除の動きをミックスした楽しいダンスです。
少し汗ばんだ状態から、学校の体力測定で行われる基礎運動のトレーニングに突入します。柔軟性、俊敏性、瞬発力を刺激する運動を繰り返し行なうことで、運動をやる前よりも記録が向上するという成功体験を全員が体感しました。回数を重ねて疲れて動けなくなるのではなく、運動を体が覚えて記録が向上するのです。子供たちは魔法のような体験に目を輝かせています。
そして運動会の種目、綱引きや徒競走に強くなる運動も行いました。筋力を瞬間的に鍛えることはできませんが、ちょっとしたコツを知ることで記録はあっという間に向上します。
運動の合間には休憩時間があり、今回はいわて生協様から参加者全員にスポーツドリンクをご影響いただきました。開催当日は暑い日でしたが、これで水分補給もバッチリです。その他にも日清食品様よりチキンラーメン、大塚製薬様よりソイジョ（FRUITS & CHEESE）、地元・岩手県大船渡市のさいとう製菓様より翼竜の玉子をお土産にご提供いただきました。この場を借りて、御礼申し上げます。
親子がお互いがお互いのことをパートナーとして尊重しあえるように、2人1組の運動を始める前には握手をして「お願いします」。終わったときには「ありがとうございました」と挨拶もしっかり行います。体と体をぶつけ合う運動には、お互いのリスペクトは欠かせません。
レスリングの練習では正しい構えを覚えたら、子供たちがタックルで大人の体に全力でぶつかっていきます。胸と胸を合わせて押し合ったり、あるいは寝転がった大人を子供がひっくり返したり、とにかく全身に力の入る練習ですが、みんなとても楽しそう。やはり親子で運動するのはいいですね！
最後は全身に力を振り絞って1分間のサーキットトレーニングです。腕立て伏せ、ジャンプ、バタ足、もも上げをノンストップで繰り返すトップアスリートもやるようなハードな練習で締めくくりました。子供たちはやりきった笑顔を見せ、保育園に通っている子の中には途中でお昼寝に入ってしまった子もいましたが、大人たちも疲労困憊しながら楽しそうに練習を最後までやりきりました。
「これから人生の中でいろんなことがあると思うのですが、家族でコミュニケーションを取りながら乗り越えていくこともあると思います。今日のこの体験を忘れないで、家でも運動をやってみてくださいね」と向井先生。「子供と一緒に肌を触れ合って、励まし合って、どんな時間を共有しましたか？」と髙田先生は参加した親にも語りかけます。
参加した子供から「いい運動になったし、心も体も温まっていい勉強になりました。楽しかった」と感想の言葉が飛び出し、髙田先生と向井先生もハイタッチで喜びました。運動に参加した保護者の方からも「今日は3回目のDKCだったんですが、子供たちは高道場のTシャツをボロボロになるまで着続けています。これからも続けて参加したいです」と嬉しい感想をいただきました。
最初から最後まで大盛りあがりとなったDKCでした。きっとまた来年も宮古で通算11回目のDKCが開催されることでしょう！
宮古市での開催は1年ぶり、宮古市では10回目という記念すべき大会です。今回もいままで同様、山本正德市長をはじめ、街をあげて盛り上げていただき、大変素晴らしい大会になりました。
イベント開始前、山本市長から髙田延彦先生と向井亜紀先生に感謝状が贈られました。10年間にわたって宮古市でDKCを開催し、子供たちの体力作りやスポーツを楽しめる環境づくりに貢献したことに対する表彰です。記念品として宮古市で作成した大漁旗が贈られました。素敵なサプライズに髙田先生も見た瞬間「すーごい！」とニッコリ。向井先生も感激していました。
2011年に東日本大震災で大きな打撃を受けた宮古市で、山本市長が「子供たちが元気なら、その街の未来は拓けるんだ」と声を上げて、DKCの開催をしたことがきっかけとなり、DKCとは深い絆でずっと結ばれています。今回の開催にあたって山本市長は「このイベントを通じて子供たちの体力、元気を養っていきたいと思います。子供たちの健やかな成長を願っています。楽しんでたくさんのことを学んでほしいと思います」とスピーチしました。
今回は40組80名の親子がペアを組んで、約2時間半の運動を行いました。マスクの着用は自由、マットを消毒した上で、各参加者のマットの距離を確保しての開催です。
「これから始まるけど、運動が終わった時にどう感じるかな？ 退屈だと長く感じるだろうし、楽しければあっという間に終わってしまう。時間の経過を感じながら参加してください」と髙田先生が熱いメッセージを子供たちに語りかけます。果たして子供たちは、運動の中で何を感じるでしょうか？
さらに「最近、脳科学者の第一人者がこんなことを言っています。『脳は体の一部ではない。じつは体こそが脳の一部です。脳をいつも健康に保つには、薬でもセラピーでもなく、ベストなのは運動なんです』こんな研究結果が出ているそうです。みんなが健康に、気持ちいい状態になれるように一緒に楽しんでいきましょう」というお話もありました。ストレスの多い時代の中で、きっと大人にとっても運動は必要なのです。
親子で運動する機会はなかなか多くないので、最初は親も子も遠慮がちでしたが、運動が始まると、その距離はどんどん縮まっていきます。準備運動は向井先生考案の「おそうじ体操」。新体操とお掃除の動きをミックスした楽しいダンスです。
少し汗ばんだ状態から、学校の体力測定で行われる基礎運動のトレーニングに突入します。柔軟性、俊敏性、瞬発力を刺激する運動を繰り返し行なうことで、運動をやる前よりも記録が向上するという成功体験を全員が体感しました。回数を重ねて疲れて動けなくなるのではなく、運動を体が覚えて記録が向上するのです。子供たちは魔法のような体験に目を輝かせています。
そして運動会の種目、綱引きや徒競走に強くなる運動も行いました。筋力を瞬間的に鍛えることはできませんが、ちょっとしたコツを知ることで記録はあっという間に向上します。
運動の合間には休憩時間があり、今回はいわて生協様から参加者全員にスポーツドリンクをご影響いただきました。開催当日は暑い日でしたが、これで水分補給もバッチリです。その他にも日清食品様よりチキンラーメン、大塚製薬様よりソイジョ（FRUITS & CHEESE）、地元・岩手県大船渡市のさいとう製菓様より翼竜の玉子をお土産にご提供いただきました。この場を借りて、御礼申し上げます。
親子がお互いがお互いのことをパートナーとして尊重しあえるように、2人1組の運動を始める前には握手をして「お願いします」。終わったときには「ありがとうございました」と挨拶もしっかり行います。体と体をぶつけ合う運動には、お互いのリスペクトは欠かせません。
レスリングの練習では正しい構えを覚えたら、子供たちがタックルで大人の体に全力でぶつかっていきます。胸と胸を合わせて押し合ったり、あるいは寝転がった大人を子供がひっくり返したり、とにかく全身に力の入る練習ですが、みんなとても楽しそう。やはり親子で運動するのはいいですね！
最後は全身に力を振り絞って1分間のサーキットトレーニングです。腕立て伏せ、ジャンプ、バタ足、もも上げをノンストップで繰り返すトップアスリートもやるようなハードな練習で締めくくりました。子供たちはやりきった笑顔を見せ、保育園に通っている子の中には途中でお昼寝に入ってしまった子もいましたが、大人たちも疲労困憊しながら楽しそうに練習を最後までやりきりました。
「これから人生の中でいろんなことがあると思うのですが、家族でコミュニケーションを取りながら乗り越えていくこともあると思います。今日のこの体験を忘れないで、家でも運動をやってみてくださいね」と向井先生。「子供と一緒に肌を触れ合って、励まし合って、どんな時間を共有しましたか？」と髙田先生は参加した親にも語りかけます。
参加した子供から「いい運動になったし、心も体も温まっていい勉強になりました。楽しかった」と感想の言葉が飛び出し、髙田先生と向井先生もハイタッチで喜びました。運動に参加した保護者の方からも「今日は3回目のDKCだったんですが、子供たちは高道場のTシャツをボロボロになるまで着続けています。これからも続けて参加したいです」と嬉しい感想をいただきました。
最初から最後まで大盛りあがりとなったDKCでした。きっとまた来年も宮古で通算11回目のDKCが開催されることでしょう！
