2019年09月11日
2019.6.30. 記念すべき100回記念大会 『DKC in横浜』
【日時】2019年6月30日(日) 13:00~16:00
【場所】横浜市・日本体育大学 横浜・健志台キャンパス 米本記念体育館
【参加人数】295名
高田道場が主催するダイヤモンドキッズカレッジ(DKC)が、ついに記念すべき100回大会を迎えました。
DKCが初めて開催されたのは、2006年9月。今から13年も前のことです。そこに参加してくれた当時の子供たちの多くは、今では立派な社会人になっているでしょう。
それほど長い期間このイベントを続けてこられたのも、ひとえにこのイベントの趣旨を理解してサポートし続けてくださった全国のスポンサーの皆様、イベント中の先生役だけではなく前日や早朝からの会場設営まで快く協力してくださった各地のレスリング部員・監督ほか関係者の皆様、そして何より、このイベントに興味を持ってお子さんたちを参加させてくださったお父さん・お母さん方のおかげです。
この場をお借りして、これまでDKCに関わってくださったすべての方々に、謹んで御礼申し上げます。
さて、そんな記念すべき100回目のDKCが開催されたのは、普段、髙田道場で子供たちを教えている佐藤亮太先生をはじめ、多くの髙田道場の先生たちの母校でもある、横浜市の日本体育大学・健志台キャンパス。ここ日体大のレスリング部は、今年の大学レスリングの東日本リーグ戦も制した強豪中の強豪。これまで数え切れないほどのオリンピック選手を輩出していて、この日も、2016年リオデジャネイロ・オリンピックの銀メダリストである太田忍選手をはじめとする歴代のオリンピアンたちが、黄色いTシャツを着た先生役として子供たちのタックルを受けてくださいました。
これまでのDKCは、低学年(1~2年生)と高学年(3~6年生)に時間を分けて、指導内容も体力や理解度を考慮して内容を変えていましたが、今年度からは1年生から6年生までが一緒に参加しての開催となりました。今回も幼稚園・保育園から上がってきたばかりの1年生から、来年には中学校に入る6年生まで、体格も身体能力も違う年代がまんべんなく参加した、合計 名。
彼らが伸び伸びと動き回れるように、今回は史上最大6面のレスリングマットが用意されました。この広いマット設営にも、早朝から日体大レスリング部の皆さんがお力を貸してくださいました。また開催にあたっては、今回も地元の関係各位、イベントに賛同してくださった企業の皆様から多大なサポートをいただきました。
イベントのはじまりは、いつものように向井亜紀先生の挨拶から。100回という節目を迎えて感慨深げな向井先生からは、「はじめに今日、何をやるのかを頭で理解してもらいます。まずは心をしっかり持つこと、そして、その後に体を動かして、自分が何ができるかを体でつかみ取ってもらいます。体でつかみ取ったものは決して忘れないから。それを大事にしてくださいね」と子供たちへのメッセージが贈られました。
そして、イベント内容の説明や先生方の紹介に続いて登場したのが、開始前のマスコミ会見で「もう、やめよう! と思ったことが何度もあったけど、それ以上に、子供たちに伝えたいことや想いが多すぎて、それを伝えようと一生懸命やってきて、気づいたら今日、100回目を迎えてました」と語っていた髙田延彦先生。髙田先生からは、元気よく挨拶することの大切さや、下手でもいいから全力で、最後まで一生懸命にやるという約束についてのお話などがありました。時折笑いも交えた髙田先生の話に惹きつけられた子供たちの顔には、だんだんと真剣な表情が芽生えてきました。
先生たちからのお話の時間の後は、いよいよマット全体に広がっての運動が始まります。まずはDKC名物の一つ、向井先生の考案したお掃除体操からスタート。普通ならば、イチ、ニー、サン、シーと柔軟を繰り返すだけで単調に終わってしまう準備体操の時間さえも楽しみながらやってほしい、という思いから生まれたこのお掃除体操。音楽に乗せて、「♪カーテン開けて、窓開けて」とお掃除の要領でダンスをしながら、全身をくまなく動かします。テンションの高い向井先生のダンスに合わせながら、みんなも照れくさそうにダンシング!
準備体操に続いてはマット運動となりますが、その前に髙田先生から、「DKCで一番大事なこと」である「大きな声での返事」についての説明があり、髙田道場の中野茂先生がそのお手本を見せてくれました。すると、それを見ていた向井先生からは、「返事って、そんなに大きな声でする意味あるんですか?」という素朴な質問が。それに対して髙田先生は、「今はまだ、みんな自分の中に閉じこもってるところがあるから。恥ずかしいとか、そんなに一生懸命やるの?とか。そんなものを吹っ飛ばすためにも、お腹の底から大きな声を出して返事をするんだよ」。この言葉に刺激を受けたのか、この日の子供たちからは、とても大きな声の返事が次々と聞こえてきました。
マット運動として行われるのは、ダッシュ、雑巾がけ、カエルジャンプ。これらの運動を、広いマットを存分に使って何度も繰り返していきます。どの運動も、レスリングをやる上での基礎になるだけではなく、子供たちの基礎的な身体能力を底上げするのにとても役立つ運動ばかり。たとえば雑巾がけなどは、これをトレーニングの一環として取り入れた学校では、生徒たちの徒競走のタイムが軒並み伸びたというデータもあるほど。子供たちは一見、楽々こなしていきますが、実は大人たちが真似してみると、とても同じようにはできないほどのキツい運動なのです。向井先生も、「大人がやると、とても子供たちの真似はできない。私、雑巾がけをやってみたら指を捻挫しました(笑)」。
そんな一通りの基礎運動で自信とやる気が溢れてきたところで、一旦、給水タイム。支給されたスポーツドリンクを手にしてお父さんやお母さんたちの元へ走る子供たちの顔は、みんな満面の笑顔です。比較的涼しい体育館の中とはいえ、普段とは違う運動を続けた彼らはみんな汗まみれ。この後もこまめな給水を心がけて、熱中症などに気をつけていきます。
休憩の後、ここからは事前に指定された6つの班に分かれての運動となります。まずは班の中で二人一組になっての数種類の補強運動となりますが、ここからの大事なお約束が、それぞれの運動が終わった後に「ヤッター! イエーイ!」と大きな声を出しながらハイタッチして、お互いを讃え合うこと。向井先生は「せっかく頑張った後、ここで恥ずかしがったら、もったいない! 恥ずかしがらずに大きな声を出すことが大事」。そこで恥ずかしがり屋の代表(?)として、太田忍選手と同じくリオ五輪代表の井上智裕選手が、みんなの前で「ヤッター! イエーイ!」のお手本を見せてくれました。
素晴らしいお手本のおかげで、子供たちも恥ずかしがることなく「ヤッター! イエーイ!」と大きな声を出せるようになった補強運動の後、次はいよいよ、黄色いTシャツの先生たちとの対戦形式のトレーニング。レスリングに必要な引く力を鍛えるためのタオルを使った綱引き対戦や、レスリングの構え方と基本のタックルの形を丁寧に教えてもらった後に、実際に先生たちにタックルをしてみるトレーニング。普段は子供たちに馴染みのないレスリングという種目ですが、こうしてひとつずつ噛み砕いて教わったおかげで、わずか数十分間で、全員が立派なキッズ・レスラーに変身してしまいました。
今回は1年生から6年生までが同じマットに上がってのトレーニングですが、高学年の子供たちは小さな子に気遣いながら、小さな子はお兄さん、お姉さんたちのやり方を真似しながら、それぞれが真剣に取り組む姿があちこちに見られます。ほんのわずかな時間でも見違えるほどの成長を見せてくれる彼らには、DKCスタッフたちも驚かされてばかり。髙田先生も、「この日本最高峰である日体大レスリング部の人たちでさえも、きっと『子供たち、やるな〜』と驚きを感じてくれてるはず」と絶賛していました。
そして、そんな急成長を遂げた子供たちが最後に挑むのは、その“日本最高峰”の先生たちとの、レスリングの試合です。1対1で先生たちと向き合い、逃げる先生たちを掴まえて、覚えたばかりのタックルを食らわせて、相手の肩を1秒以上マットに押しつけたら勝利、というレスリングの正式なルールに基づいた試合。ここまでやってきた基礎運動や補強運動の成果を、いよいよここですべてぶつけることになります。
対戦相手の先生の中には、太田選手や井上選手をはじめとするオリンピアンたちも参加。世界の舞台で名だたる強豪たちを倒してきたそんな先生たちにも臆することなく、子供たちは果敢に挑戦していきます。半年前までは園児だった1年生でさえも、思いっきりぶつかって大きな先生を次々と倒してしまいます。彼らの目に宿るのは、自分にもやれる!という自信と満足感。きっとみんな、レスリングという競技を好きになってくれたと思います。
すべてのメニューが終了した後は、班ごとに集まっての記念撮影と全体での整理体操。その後に、髙田先生と向井先生から締めのお話です。向井先生が「最初は『ラストに先生と試合するよ』と言ったら『無理〜』なんて言ってた子もいたけど、みんなちゃんと試合ができたし、みんな先生たちに勝てたよ? これからも、そうやって自分のことに自信を持って、自分のことを自分で認めてあげてください。だって、みんなが本気出したら、すごいパワーだったんだから」と嬉しそうに語ると、髙田先生も「DKCを100回やってきて、実は今日が一番長い時間やりました。長かった理由は、みんなの気持ちが乗っていたから。みんなが乗っていたから先生たちも乗ってしまって、こんなに長い時間になってしまいました。よくこんなに長い時間、集中力を持ってやってくれました。素晴らしかった」と、改めて子供たちを褒め称えました。
最後の感想コーナーでは、子供たちからの、
「自分に自信がついた」
「頑張れば自分でも強い先生を倒せるってわかった」
「また次も参加してみたい。毎日でもやりたい」
という嬉しい言葉を次々と聞くことができて、歴代最長時間という長いイベントを終えた先生たちやスタッフの疲れも一気に吹き飛んだことでしょう。
まさに100回の節目に相応しい、充実感溢れる大会となったDKC in横浜。その喜びを胸に、次なる節目を目指して我々スタッフ一同はまた新たな一歩を踏み出します。今後とも、髙田道場ダイヤモンドキッズカレッジをよろしくお願い致します!
次回のDKCは、2019年9月7日(土)愛媛県松山市で開催します。
【場所】横浜市・日本体育大学 横浜・健志台キャンパス 米本記念体育館
【参加人数】295名
高田道場が主催するダイヤモンドキッズカレッジ(DKC)が、ついに記念すべき100回大会を迎えました。
DKCが初めて開催されたのは、2006年9月。今から13年も前のことです。そこに参加してくれた当時の子供たちの多くは、今では立派な社会人になっているでしょう。
それほど長い期間このイベントを続けてこられたのも、ひとえにこのイベントの趣旨を理解してサポートし続けてくださった全国のスポンサーの皆様、イベント中の先生役だけではなく前日や早朝からの会場設営まで快く協力してくださった各地のレスリング部員・監督ほか関係者の皆様、そして何より、このイベントに興味を持ってお子さんたちを参加させてくださったお父さん・お母さん方のおかげです。
この場をお借りして、これまでDKCに関わってくださったすべての方々に、謹んで御礼申し上げます。
さて、そんな記念すべき100回目のDKCが開催されたのは、普段、髙田道場で子供たちを教えている佐藤亮太先生をはじめ、多くの髙田道場の先生たちの母校でもある、横浜市の日本体育大学・健志台キャンパス。ここ日体大のレスリング部は、今年の大学レスリングの東日本リーグ戦も制した強豪中の強豪。これまで数え切れないほどのオリンピック選手を輩出していて、この日も、2016年リオデジャネイロ・オリンピックの銀メダリストである太田忍選手をはじめとする歴代のオリンピアンたちが、黄色いTシャツを着た先生役として子供たちのタックルを受けてくださいました。
これまでのDKCは、低学年(1~2年生)と高学年(3~6年生)に時間を分けて、指導内容も体力や理解度を考慮して内容を変えていましたが、今年度からは1年生から6年生までが一緒に参加しての開催となりました。今回も幼稚園・保育園から上がってきたばかりの1年生から、来年には中学校に入る6年生まで、体格も身体能力も違う年代がまんべんなく参加した、合計 名。
彼らが伸び伸びと動き回れるように、今回は史上最大6面のレスリングマットが用意されました。この広いマット設営にも、早朝から日体大レスリング部の皆さんがお力を貸してくださいました。また開催にあたっては、今回も地元の関係各位、イベントに賛同してくださった企業の皆様から多大なサポートをいただきました。
イベントのはじまりは、いつものように向井亜紀先生の挨拶から。100回という節目を迎えて感慨深げな向井先生からは、「はじめに今日、何をやるのかを頭で理解してもらいます。まずは心をしっかり持つこと、そして、その後に体を動かして、自分が何ができるかを体でつかみ取ってもらいます。体でつかみ取ったものは決して忘れないから。それを大事にしてくださいね」と子供たちへのメッセージが贈られました。
そして、イベント内容の説明や先生方の紹介に続いて登場したのが、開始前のマスコミ会見で「もう、やめよう! と思ったことが何度もあったけど、それ以上に、子供たちに伝えたいことや想いが多すぎて、それを伝えようと一生懸命やってきて、気づいたら今日、100回目を迎えてました」と語っていた髙田延彦先生。髙田先生からは、元気よく挨拶することの大切さや、下手でもいいから全力で、最後まで一生懸命にやるという約束についてのお話などがありました。時折笑いも交えた髙田先生の話に惹きつけられた子供たちの顔には、だんだんと真剣な表情が芽生えてきました。
先生たちからのお話の時間の後は、いよいよマット全体に広がっての運動が始まります。まずはDKC名物の一つ、向井先生の考案したお掃除体操からスタート。普通ならば、イチ、ニー、サン、シーと柔軟を繰り返すだけで単調に終わってしまう準備体操の時間さえも楽しみながらやってほしい、という思いから生まれたこのお掃除体操。音楽に乗せて、「♪カーテン開けて、窓開けて」とお掃除の要領でダンスをしながら、全身をくまなく動かします。テンションの高い向井先生のダンスに合わせながら、みんなも照れくさそうにダンシング!
準備体操に続いてはマット運動となりますが、その前に髙田先生から、「DKCで一番大事なこと」である「大きな声での返事」についての説明があり、髙田道場の中野茂先生がそのお手本を見せてくれました。すると、それを見ていた向井先生からは、「返事って、そんなに大きな声でする意味あるんですか?」という素朴な質問が。それに対して髙田先生は、「今はまだ、みんな自分の中に閉じこもってるところがあるから。恥ずかしいとか、そんなに一生懸命やるの?とか。そんなものを吹っ飛ばすためにも、お腹の底から大きな声を出して返事をするんだよ」。この言葉に刺激を受けたのか、この日の子供たちからは、とても大きな声の返事が次々と聞こえてきました。
マット運動として行われるのは、ダッシュ、雑巾がけ、カエルジャンプ。これらの運動を、広いマットを存分に使って何度も繰り返していきます。どの運動も、レスリングをやる上での基礎になるだけではなく、子供たちの基礎的な身体能力を底上げするのにとても役立つ運動ばかり。たとえば雑巾がけなどは、これをトレーニングの一環として取り入れた学校では、生徒たちの徒競走のタイムが軒並み伸びたというデータもあるほど。子供たちは一見、楽々こなしていきますが、実は大人たちが真似してみると、とても同じようにはできないほどのキツい運動なのです。向井先生も、「大人がやると、とても子供たちの真似はできない。私、雑巾がけをやってみたら指を捻挫しました(笑)」。
そんな一通りの基礎運動で自信とやる気が溢れてきたところで、一旦、給水タイム。支給されたスポーツドリンクを手にしてお父さんやお母さんたちの元へ走る子供たちの顔は、みんな満面の笑顔です。比較的涼しい体育館の中とはいえ、普段とは違う運動を続けた彼らはみんな汗まみれ。この後もこまめな給水を心がけて、熱中症などに気をつけていきます。
休憩の後、ここからは事前に指定された6つの班に分かれての運動となります。まずは班の中で二人一組になっての数種類の補強運動となりますが、ここからの大事なお約束が、それぞれの運動が終わった後に「ヤッター! イエーイ!」と大きな声を出しながらハイタッチして、お互いを讃え合うこと。向井先生は「せっかく頑張った後、ここで恥ずかしがったら、もったいない! 恥ずかしがらずに大きな声を出すことが大事」。そこで恥ずかしがり屋の代表(?)として、太田忍選手と同じくリオ五輪代表の井上智裕選手が、みんなの前で「ヤッター! イエーイ!」のお手本を見せてくれました。
素晴らしいお手本のおかげで、子供たちも恥ずかしがることなく「ヤッター! イエーイ!」と大きな声を出せるようになった補強運動の後、次はいよいよ、黄色いTシャツの先生たちとの対戦形式のトレーニング。レスリングに必要な引く力を鍛えるためのタオルを使った綱引き対戦や、レスリングの構え方と基本のタックルの形を丁寧に教えてもらった後に、実際に先生たちにタックルをしてみるトレーニング。普段は子供たちに馴染みのないレスリングという種目ですが、こうしてひとつずつ噛み砕いて教わったおかげで、わずか数十分間で、全員が立派なキッズ・レスラーに変身してしまいました。
今回は1年生から6年生までが同じマットに上がってのトレーニングですが、高学年の子供たちは小さな子に気遣いながら、小さな子はお兄さん、お姉さんたちのやり方を真似しながら、それぞれが真剣に取り組む姿があちこちに見られます。ほんのわずかな時間でも見違えるほどの成長を見せてくれる彼らには、DKCスタッフたちも驚かされてばかり。髙田先生も、「この日本最高峰である日体大レスリング部の人たちでさえも、きっと『子供たち、やるな〜』と驚きを感じてくれてるはず」と絶賛していました。
そして、そんな急成長を遂げた子供たちが最後に挑むのは、その“日本最高峰”の先生たちとの、レスリングの試合です。1対1で先生たちと向き合い、逃げる先生たちを掴まえて、覚えたばかりのタックルを食らわせて、相手の肩を1秒以上マットに押しつけたら勝利、というレスリングの正式なルールに基づいた試合。ここまでやってきた基礎運動や補強運動の成果を、いよいよここですべてぶつけることになります。
対戦相手の先生の中には、太田選手や井上選手をはじめとするオリンピアンたちも参加。世界の舞台で名だたる強豪たちを倒してきたそんな先生たちにも臆することなく、子供たちは果敢に挑戦していきます。半年前までは園児だった1年生でさえも、思いっきりぶつかって大きな先生を次々と倒してしまいます。彼らの目に宿るのは、自分にもやれる!という自信と満足感。きっとみんな、レスリングという競技を好きになってくれたと思います。
すべてのメニューが終了した後は、班ごとに集まっての記念撮影と全体での整理体操。その後に、髙田先生と向井先生から締めのお話です。向井先生が「最初は『ラストに先生と試合するよ』と言ったら『無理〜』なんて言ってた子もいたけど、みんなちゃんと試合ができたし、みんな先生たちに勝てたよ? これからも、そうやって自分のことに自信を持って、自分のことを自分で認めてあげてください。だって、みんなが本気出したら、すごいパワーだったんだから」と嬉しそうに語ると、髙田先生も「DKCを100回やってきて、実は今日が一番長い時間やりました。長かった理由は、みんなの気持ちが乗っていたから。みんなが乗っていたから先生たちも乗ってしまって、こんなに長い時間になってしまいました。よくこんなに長い時間、集中力を持ってやってくれました。素晴らしかった」と、改めて子供たちを褒め称えました。
最後の感想コーナーでは、子供たちからの、
「自分に自信がついた」
「頑張れば自分でも強い先生を倒せるってわかった」
「また次も参加してみたい。毎日でもやりたい」
という嬉しい言葉を次々と聞くことができて、歴代最長時間という長いイベントを終えた先生たちやスタッフの疲れも一気に吹き飛んだことでしょう。
まさに100回の節目に相応しい、充実感溢れる大会となったDKC in横浜。その喜びを胸に、次なる節目を目指して我々スタッフ一同はまた新たな一歩を踏み出します。今後とも、髙田道場ダイヤモンドキッズカレッジをよろしくお願い致します!
次回のDKCは、2019年9月7日(土)愛媛県松山市で開催します。